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春に着たいグレージャケット どう合わせるのが正解? 着こなし提案

 

そろそろ暖かくなってきて、春服を少しずつ準備している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな春に着たくなるのは明るい色、特にジャケットではライトグレーなどの色味のものを素敵に着こなせると素敵ですよね

 

でもグレーのジャケットって意外と難しい。

スーツだといけるんですが、単体になると何を合わせたらよいのか悩みませんか?

 

私なりの着こなし方を紹介したいと思います。

グレーのジャケットはなぜ難しいか

ひとつは、スーツの上だけを着ているように見えがちというところではないでしょうか。

 

ここではそもそもビジネススーツの上だけを使ってジャケット代わりにしているしている、というのは除外します。絶対やらない方がよろしいと思います。

 

スーツもジャケットもウール素材のものが多く、正直なところどうしてもビジネス感が否めないです。

 

それはネイビージャケットも同じじゃないか!と思ってしまうところですが、ネイビージャケットは何を持ってきてもうまくハマるんですよね。不思議です。

 

グレーを難しく感じさせる理由はもう一つあると思います。

 

もう一つは色味

グレーはネイビーよりも色の幅が多いこと。ライトグレー、ミディアムグレー、チャコールグレー…

ネイビーは明るくなるとブルーになりますから、グレーほど色幅が多くないと思います。

その幅の広さが難しさに繋がっているのではないかな、と思います。

 

グレーの難しさをどうクリアしていくか

上記の点をどうクリアしていくか、ということですが

①素材を変える

ウール素材でないものを選んでみる。

例えばコットン素材やリネン素材などです。

 

春といえばコットンやリネンの季節です。

ウール素材でビジネスのように見えてしまうところを、グッとカジュアルな素材に変えてみると、スーツのようには見えにくくなります。

 

どうしてもコットンやリネンはカジュアルすぎる、ということであれば、ウール100ではないもの、

ウール・シルク、ウール・シルク・リネン、などの二者混、三者混と呼ばれる混紡素材をおすすめします。

 

②下に合わせるパンツの素材をカジュアルにする

もう一つはパンツをカジュアルなものにする、ということです。

コットンスラックスやリネンスラックスなど、ウール素材ではないものを合わせる。

こうすることで、ジャケットと同じように、程よくカジュアルダウンできます。

やはり春はジャケットに限らず、パンツもコットンやリネン素材が活躍する季節なので、素材を合わせてあげるとより統一感が出て、相性が良いと思います。

 

お好きな方であればジーンズでも良いのではないでしょうか。

その場合、ジーンズはなるべく綺麗めなものを合わせる方が清潔感が出て良いと思います。

 

下に合わせるパンツの色はネイビーがおすすめです。

他の色でも良いですが、グレージャケット自体が難しいので、お洒落に着こなすには少し難易度が高いなと感じます。

 

また、パンツ自体をチノパンや軍パンなどにカジュアルダウンしすぎると難しくなるので、

あくまで基本はスラックスで、素材だけをカジュアルに、という意識で合わせると合わせやすいです。

コーディネート

上記を踏まえたコーディネートがこちら。

 

ジャケットはコットン素材のものです。

(こちらはスリーピースで仕立てたものですが、素材がカジュアルのため、単品使いをしています。)

スラックスもコットン素材。

ネクタイはシルクの綾織のものではなく、フレスコ素材のものを、

足元はローファーを合わせています。

 

いかがでしょうか。

あくまで基本はスーツで、カジュアルダウンしすぎないよう意識しました。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は春に向けて、グレージャケットの着こなしについて考えてみました。

やはりジャケットは面積が広いので、なかなかバランスを取るのが難しいですが、参考になれば幸いです。

 

 

ありがとうございました。