皆さん、ビジネスシャツの色にこだわりはありますか?
私は昔は全くこだわりがなく、適当にそれっぽいものを選んでいました。
また、スーツに興味を持ち始めた頃は、他の人とは違う色が良いと思い、黄色や薄いピンク、真っ青なシャツなど色々と迷走していたのを覚えています。
今は、基本的にはサックスブルー一択になったのですが、その理由を紹介したいと思います。
- シャツの役割
- 架け橋的存在とは
- コーディネートの主役とは
- 白シャツの場合
- 日本人の顔にはハッキリしすぎている
- サックスブルーのシャツの場合
- 白シャツとサックスブルーの比較
- 白シャツの出番はないのか
- まとめ
シャツの役割
私はビジネスにおけるシャツの役割は2つあると思っています。
①ジャケットとネクタイの架け橋のような役割
②クールビススタイルの主役となる役割
です。
架け橋的存在とは
まず、①についてですが、これは言わずもがな、スーツスタイルもしくはジャケットスタイルの時の
ジャケットとネクタイの間を取り持つ役割です。
この部分の色や素材感を意識することで、上半身の統一感につながります。
コーディネートの主役とは
②については、クールビズスタイルの際はシャツ1枚になることが多くなります。
そんな時に上半身の装いの主役となる役割です。
白シャツの場合
ここでシャツといえば代表的な色味、白シャツについて考えてみます。
白シャツの良いところははっきりとしている、パリッとしていて正統派なところだと思います。
逆に、カチッとしすぎる、ビジネス寄りになりすぎるところがあります。
そのため、例えばネイビースーツにネイビーのネクタイを合わせる場面では、少しかしこまりすぎてしまう印象になります。
また、ジャケパンの装いで、ブラウンのジャケットにボルドーのネクタイを合わせたとします。
シャツが白色だと、色味はっきりと違いすぎて、全体的な雰囲気がちぐはぐになってしまいます。
次に、クールビズスタイルですが、シャツ1枚になった時を想像してください。
白シャツだと、ただスーツの上着を脱いで、ネクタイを取っただけのように感じませんか。
仮に、せっかくこだわったシャツだったとしても、こなれた雰囲気にはなりにくいと思います。
日本人の顔にはハッキリしすぎている
白色、というのは本当に綺麗な色ですが、我々日本人の顔立ちからすると主張が強いな、と感じることがあります。
私たちはどちらかというとぼんやりのっぺりした顔立ちなので、欧米の方ようなハッキリした顔立ちの方よりも白色が似合わないな、と感じます。
それよりも少し色の入った淡い色、クリーム色や水色なんかの方が似合うような気がします。
サックスブルーのシャツの場合
サックスブルーであれば、先ほどのスーツスタイルにも合いますし、ブラウンベースのジャケパンスタイルだったとしても、パリッとしすぎず、柔らかな雰囲気になるため、意外と調和してくれます。
また、クールビズスタイルだったとしても、白シャツよりもお洒落な雰囲気がして、シャツ1枚でもサマになることが多いです。
白シャツとサックスブルーの比較
白シャツ、サックスブルーのシャツどちらもリネン素材のものです。
ビジネス用の白シャツの写真がなく、わかりにくいかもしれませんが、雰囲気は感じていただけますでしょうか。
白シャツの方が少しパキッと感じませんか?
白シャツの出番はないのか
それでは、白シャツは不要かというとそうではないと思います。
やはり冠婚葬祭のフォーマルな場面ではサックスブルーではなく、白シャツが必要になります。
また、先ほど私が述べた、ネイビースーツにネイビーのネクタイのスタイルの時に、しっかりとした仕立ての白シャツを合わせられる方であれば、それは本当に隙のない、素敵なスーツスタイルになると思います。
ただ、私としては、万人受けするのはサックスブルーだと思いますので、もしそこまでこだわらないよ、という方であればそちらをお勧めしたい、という気持ちです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、シャツの色について私の考えを書いてみました。
あくまで今回は無地に絞ってみたのですが、ロンドンストライプやタータンチェックなど、柄の入った素敵なシャツもあります。
色々なシャツを試した上で、自分といえばこれだ!というものを見つけられると、自分のスタイルにつながると思いますので、ぜひ試着をしてみてください。
以上です。ありがとうございました。