今回は、オーダーした品である、Kenji Hashimoto Orthopedic Shoe Makerの革靴が納品されたこと、また昨年はSartoria Raffanielloさんのスーツが納品されたことなど、オーダー品が増えてきたことで感じたことを書いていきたいと思います。
Kenji Hashimoto Orthopedic Shoe Makerのビスポークシューズ
Sartoria Raffanielloのスーツ
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各アイテムの紹介記事です。ワクワクが詰まっていますので、ぜひご覧ください。
自分のために作られたものを身につける、という贅沢
みなさんオーダーにどんな印象がありますでしょうか。特別だ、とか高価だ、とかでしょうか。
私も同意見で、とても贅沢なことだと思います。
周りを見渡せば、ものに溢れていて、100均でもすごいな、と唸らされる製品もありますし、何万円とするもので、期待はずれのものもあります。
特に服に関しては、ファストファッションで揃えれば、全身1万円もあれば揃えられてしまう、そんな時代です。
そんな中、わざわざオーダーをして服や靴を作ってもらうなんて、なんて贅沢なことだ、という気持ちもわかります。
所有する喜び
ただ、やはりオーダーのアイテムを身につけた時の高揚感、喜びは格別だな、と思います。
既製品でこれがいいよ!と言われるアイテムを買うこともあります。
ですが、どこか満足しきれないことが多いです。
きっとそれは「いいと思う基準」が値段であったり、他人の評価だからなのかな、と感じます。
もちろん、既製品であったとしても、自分の目で見てこれはいいぞ、と思ったものについては、満足度は高いです。
持っていて嬉しいと出かけたくなる
やはり満足度の高いアイテムを持っていると、身につけて出かけたくなるな、と思います。
不思議ですよね。休日の朝、起きて着替えずにパジャマのままでいると、全然動けなくてダラダラ過ごしてしまう経験はみなさんおありだと思います。
その逆で、お気に入りのものがあると、何の用もないのにふらっと出かけたくなります。
良い靴は素敵な場所に連れて行ってくれる
昔からあることわざです。
これはまさしく先ほどの話とリンクしていて、外に出るから出会いが増える、気分がいいから些細なことに気づいて嬉しくなる。
靴に限った話ではないかもしれませんが、やはり「歩く」ことに直結するアイテムですからぴったりな言葉だと思います。
良い服は幸せへのパスポート
一着のよい服が幸せへのパスポートになる。
イブサンローランの言葉だったと思います。
これは靴の話と似たようなもので、やはりいい服を着ていると気分が上がります、
また、大事に扱おう、服に見合う人間になろう、という気持ちが立居振る舞いまで変えてくれることがあります。
私にとってはスーツがまさしくそうで、いいスーツを知るまでは、適当に選んで適当に着て過ごしていました。
クラシックな装いにハマってからは、良いスーツを着ている時は、きちんとしよう、と姿勢を正すようにしたり、その服に見合う場所に行こう、と思うようになり、コンビニやファストフード店で買って食べることも少なくなりました。
このスーツを着て、ここにいるのがなんだか似合わないな、汚すと嫌だな、という気持ちが強くなりました。
別段健康に気を配っているわけではないのですが、結果的にそうなってきているな、と感じます。
立ち居振る舞いが変わって、暮らしが変わると幸せの感じ方も変わってきます。
今までは何を買っても何を食べても足りない気がしていましたが、
今はお気に入りのスーツを着て、ご飯とお味噌汁を食べて暮らしていれば幸せだな、と感じます。
まとめ
今回お伝えしたかったことは、何もオーダー品が至高!というわけではなく、丁寧に作られたもの、自分が心から良い、と思うものに囲まれて生活をすると豊かな気持ちになる、ということです。
靴であればジョンロブやエドワードグリーン、スーツであれば、アットリーニなど既製品で素晴らしいものはたくさんあって、それらを所有するというのも良いですし、
そこまでは出せないよ、という方はオーダーをしてみると、意外とブランド品を買うよりも安く、自分の体や心ににフィットする良い出会いがあるかもしれません。
ぜひ心から良いと思えるアイテムを少しずつ増やしていって、充実した毎日を過ごしてみませんか。
以上です。ありがとうございました。