今回は、メンズファッションにおけるベージュのズボン(パンツ)について書いていきます。
Googleなどで「ベージュ チノパン」などと調べると「ダサい」とか「おじさん」などが候補に出てきます。
確かに冴えない中年男性の代表的イメージとして描かれることの多いもの。
そんな少し可哀想な存在であるベージュのズボン。個人的に考える抑えるべきポイントも合わせて書いていきます。
ベージュのパンツはダサいのか?
決してダサくはないと思いますが、
正直、格好いいものは少ない、と感じています。
代表的なチノパンなどが定番化してしまって、色々なメーカーやブランドがたくさんラインナップしているため、玉石混交になってしまっているイメージです。
そして、服に興味のない男性でも、ついつい私服として手にとってしまいがちなアイテム。
そのため、全体的なイメージがあまり良くない傾向にあるのかな、と思います。
避けるべきズボン(パンツ)
・チノパン
いきなりチノパンって全部ダメじゃないか!
と思われた方、すみません。
前述のとおり、世の中にたくさんありすぎてハズレが多すぎると思います。
適当に手を出してしまうくらいなら、選ばない方が良いと思っています。
なぜチノパンがダメなのか
選ぶな、というだけでは話が終わってしまうので、なぜダメと言ったのか、そしてどのようなものを選ぶと良いのかについて、触れていきます。
・カジュアルすぎる
チノパンと聞いてイメージするのはどんな雰囲気でしょうか。
こんなイメージではないでしょうか?
チノパンは綿(コットン)が主な素材。
スラックスによくあるウールよりもカジュアルな素材です。
そして造りも簡素。そもそも軍服や作業服が由来のものなので、カジュアルな雰囲気が出てしまうのも仕方のないアイテムです。
さて、そんなチノパンを合わせるコーディネートを思い浮かべてみてください。
Tシャツorシャツ、足元はスニーカー。
概ねこんな雰囲気ではないですか?
カジュアルですよね。
これらのアイテムでお洒落だよね、と言われるにはかなりの難易度がある
というのが分かっていただけますでしょうか。
・股上が浅いものが多い
チノパンはカジュアルなアイテムのため、股上が浅いものが多く、足長に魅せるのも難しい。
ジーンズに履き慣れている方であれば、どうしても同じようなサイズのものを求めてしまいがち。
その結果、なかなかお洒落には見えにくいです。
・細身のものもイマイチ
かといって細身のものを選ぶとスタイリッシュでしょ!というわけでもないのが難しいところ。
30代を超えてくると、細身のカジュアルパンツは似合わなくなってきます。
やっぱり細身のファッションというのは、若者向け。
細身のチノパンは高校生や大学生のような幼いイメージがついてしまいます。
選ぶべきパンツ
次は選ぶポイントについて紹介します。
・コットンスラックス(トラウザーズ)
同じコットン素材なら、潔くスラックスを選びましょう。
素材こそカジュアルですが、造りはビジネス向け。
だからこそ、大人の男性に似合います。
・タック入りのもの。
タック入りなんておじさんくさい、と思った方
今その考えは古いです。
トレンドだから、というわけではないですが、もともとスラックスは、タックがあるゆとりのあるものが主流でした。
程よいゆとりはエレガントさをプラスしてくれます。
・股上の深いもの
前述のタック同様、クラシックなスラックスのスタイルに近いものを選ぶと綺麗です。
最低でもおへそのあたりまで来るようなものを選ぶと間違いありません。
コーディネート
私の持っているコットンスラックスのコーディネートです。
ぱっと見普通ですが、あまり奇をてらったものでない方が合わせやすいと思います。
タック入り、裾はダブル。これで十分です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はメンズファッションには欠かせない、ベージュのパンツについて書いてみました。
ご自身の選び方と照らし合わせて、自分に似合うものを探してみてください。
以上です。ありがとうございました。