今回は、服装を考える上で意識すべきことを紹介します。
私は田舎暮らしのため、都市部に住んでいる方には関係ないや、と思われるかもしれませんが、意外とみなさんに共通していることだと思います。
特に年齢を重ねてきて、若い頃の服が似合わなくなってきたな、と感じている人は、ぜひご覧ください。
前回までのブログ
今回で5回目になるこちらのシリーズ。
過去のものもよろしければご覧ください。
野暮ったさを取り入れる
野暮ったい、と聞いてどんなイメージを持たれますでしょうか。おじさんくさい、ダサい、お洒落じゃない、パッとしない…
色々とあると思いますが、だいたいがネガティブなイメージではないでしょうか。
私自身も昔はなるべく避けてきました。
服を買う時にも、なんか野暮ったいんだよなあ、もっとスタイリッシュに!
とぱっと見たときの格好よさを求めていました。
ですが、今は逆に野暮ったさを意識して取り入れるようになってきました。
野暮ったい≒クラシック?
少し語弊があるかもしれませんが、クラシックなスタイルというのは、ある種の野暮ったさ、程よいゆとりを持ったスタイルなのでは、と思うようになりました。
昨今では、タイトフィットな洋服ばかりだったトレンドから一転して、ゆとりを持たせたオーバーサイズな提案、というのが長く流行を続けているな、と感じます。
その流れの中で、私も手持ちの洋服を改めて見直した時に、今までの服は細すぎたのではないか、と感じることが増えていました。
ちょうどそのころ、クラシックスタイル、スーツスタイルに改めて魅力を感じており、自身のこれからの装いを見直すために、色々なサイトや本、またSNSの投稿などを見て、素敵だなと感じた装いは、総じて少しゆとりのあるものでした。
色使いもベージュやブラウン、カーキといったアースカラーやグレーなどの落ち着いた色味のもの、今まで私が野暮ったくておじさん臭い、とあまり手持ちの中に入っていなかったものでした。
その時に、今までパッとしなくて魅力がないと思い込んでいた「野暮ったい」スタイルの方が今の自分がやりたいスタイルに合っているのではないか、と考えるようになったのがきっかけです。
ぱっと見た格好良さだけでなく、内面の魅力を高めてくれる洋服を選ぶ
野暮ったさを意識するようになってから、色々な人のコーディネートを見る目が変わったなと感じています。
確かにSNSを通して見るタイトなスタイルはスッキリとして写真映えします。
また、トレンドを意識したゆったりとしたスタイル(最近では少しずつすっきりとした装いが出てきているようですが)は、こなれ感があって魅力的に見えます。
ただ、そういったところから一歩離れて、程よいゆとりのあるクラシックなスタイルを貫いている方を見ると、エレガントで格好良いな、と感じるようになりました。
見る人が変われば、魅力がない、と思われるようなスタイルですが、だからこそ、その人の内面が現れると思います。
そして、しっかりとした洋服であれば、その人自身の内面も成長させてくれる渋さ、滲み出る魅力を高めてくれるものだと感じています。
もし、歳を重ねて「どんな服がいいのかわからなくなってきた」という方にとっては
きっと「少し野暮ったいな」と感じるものに解決のヒントが隠れていると思います。
野暮ったいを意識したコーディネート
私の中で、野暮ったさを意識したコーディネートです。伝われば嬉しいです。
まとめ
今回は、私が最近感じていること、意識していることを記事にしてみました。
昔はなぜこんな古いスタイルの服がたくさんあるんだろう、だれが着るのかな?と思っていましたが、今になって、その答え合わせをしているような感覚です。
ここまで感性って変わるものなんだな、と自分でも驚いています。
同じように感じている人の参考になれば幸いです。
具体的なアイテムの紹介などは、今後記事にしていけたらと考えています。
以上です。ありがとうございました。