今回は、私が愛用している財布を紹介します。
m+ エムピウのmillefoglie2 p25という財布です。
入手した頃はまだそれほど有名ではなかったと思いますが、今は抽選販売されるほど人気になっていることに驚きました。
実際の使用感も紹介しますので、参考になれば幸いです。
m+(エムピウ)
元々建築士だった村上雄一郎さんが、2001年に立ち上げたブランド。
「作り手+誰か」によって製品が完成するという意味が込められているそうです。
看板商品である先述のmillefoglieをはじめとして、沢山の革製品を作られています。
millefoglie2 P25
こちらが私のmillefoglie。ミッレフォッリエと読みます。
こちらはカード入れの部分が25枚のタイプ。
もう少し入るP30というモデルもあります。
元々のカラーは明るめのブルー。今は濃い色に変化しています。
巻いて留める二つ折り財布
こちらは二つ折りの財布になると思いますが、特徴はこのギボシで留めるスタイル。
しっかりと留まり、また厚みも抑えられます。
レザーはイタリアのブッテーロ
ミッレフォッリエはカラーバリエーションが豊富ですが、こちらのブルーのレザーは「ブッテーロ」。
ハリやコシがあるショルダー(肩)レザーで作られています。
他のカラーは「ミネルバ」と呼ばれる、大きな経年変化が特徴なレザーが使われています。
私は経年変化でカラーが大きく変わるミネルバよりも、堅牢なブッテーロの方がいいな、と感じたのでこのブルーを選びました。
今は私が入手した時よりもさらにカラーバリエーションが増えているようですね。
ディテール
お札入れ(カードケース付き)
お札入れの部分です。お札を差し込むようにして入れます。
差し込んだお札が浮かないように蓋のような役割をするカードケースが付いています。
これが結構便利で、よく利用するカードを1枚入れておけるので、タッチ決済などもスムーズ。
3つマチのカードケース
その他のカードはこのマチの部分に入れます。一つのマチに5枚くらいは入るでしょうか。
入れすぎると厚みが出るので、入れ過ぎ注意です。
意外と大きな小銭入れ
カードケース部分を開くと小銭入れが。
意外と大きく開くので、硬貨は探しやすいです。
ミッレフォッリエの良いところ
レザーの経年変化の良さ
まずは経年変化の良さでしょう。
元々明るい色だったのが、どんどんと濃くなり艶が出てきます。
どうしても傷はついてしまいますが、それも味に思えます。
また、初めのカクカクとした雰囲気から、使い込むと手に馴染み、丸いフォルムに変化します。
このどんどんフィットしてくれる雰囲気が好きです。
使い勝手のよさ
コンパクトながら容量は意外と多く、メインカードが別入れできるのが便利です。
最近はキャッシュレス化が進んで、スマホひとつで決済できるのであまり財布を出すことはなくなりましたが、恩恵はかなり受けました。
10年使ってもへたらない丈夫さ
この財布は古くからの親友に貰ったもの。
社会人なりたての頃にもらったので、今ではもう10年以上の付き合いですが、ほつれることなく、壊れることなく毎日使えている丈夫さ、というのは素晴らしいです。
ミッレフォッリエの気になるところ
厚みがある
二つ折り財布のため、厚みはどうしてもあります。
そのため、ズボンやスラックスのポケットに入れると、存在感を感じてしまいますね。
それでも二つ折り財布の中ではコンパクトな方だと思います。
お札が出し入れが難しい
どうしてもお札を出し入れするときは、差し込むタイプなので、引っかかったりしてうまく入れられないことや、お札を出すときに他のお札も一緒に出てしまうことも。
ここはどうしても長財布などには劣りますね。
普段のケアは?
普段は気が向いた時にブラッシングと革靴用のデリケートクリームを塗り込んでいます。
数ヶ月に1回くらいですかね。カサつきを感じたら薄く塗る、その程度で十分です。
財布なのでカラークリームは避けた方が良さそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はエムピウのミッレフォッリエをレビューしました。
友人に貰ってから、まさかここまで使い続けるとは思ってもみなかったですね。
やはり経年変化の楽しさがあるので、ケアしたくなりますし、ブッテーロレザーのコシのある雰囲気がとても好きです。
やはりメインのカードが別に入れられるのがとても便利。基本的に1枚しか使わないので、いちいち探さなくても良いですし、そのままタッチできるところにあるのも良いですね。
気になっている方はぜひチェックしてみてください。抽選販売のようなので、なかなかゲットは難しいかもしれませんが、きっとあなたの良き相棒に育っていってくれると思います。
以上です。ありがとうございました。