今回は、私が最近オーダーしたワイシャツを紹介します。
暑い季節になり、どんどんと半袖シャツの方が世の中に増えてきている中、なんとか長袖でエレガントに過ごしたい
けれど、リネンシャツだとカジュアルな雰囲気がしてちょっと…という方におすすめのシャツです。
土井縫工所
以前の記事で詳しく紹介しています。
メイドインジャパン、日本製のオーダーシャツを手がけているブランド。
色々なお店のOEMで培った技術を活かした工場のプライベートブランドになります。
アイスコットンのビジネスシャツ
今回オーダーした生地は「アイスコットン」と呼ばれる綿の素材になります。
アイスコットンとは?
スイスの紡績メーカー「Spoerry(スポエリー)」社の開発した生地。
合成繊維ではなく、強撚糸(きょうねんし)と呼ばれる強くよりあげた綿糸で作られています。
ドライな質感が特徴で、ザラっとした独特の風合いです。
面白いブログ記事を発見しました。
数値上リネンよりもひんやりと感じる素材のようです。
ちなみに、Atelier BERUNさんのポロシャツもアイスコットンではないものの、強撚糸の生地でざらりとしています。
カラー
カラーはサックスブルー。私の中では定番の色ですね。薄めの程よいサックスで、使い勝手が良さそうです。
ディテール
襟はワイドカラー。タイドアップ、ノーネクタイどちらでも綺麗に決まる襟型だと思います。
ボタンは白蝶貝。デフォルトが貝ボタンなのはやはり嬉しいですね。
サイズ感は、基本的に前回と大きくは変えていません。
カフス周りを微調整。肩周りを少し広く、着丈をより長くしたことくらいでしょうか。
程よくゆとりがあり、でもブカッとはさせないように意識しています。
アイスコットンの実力はいかに
ドライな質感が心地よい
着た感じは確かに、ザラっとした肌触りが心地よい。
リネンよりも接触冷感がある、と言われるのも納得です。
リネンシャツよりもビジネス向き
また、リネンよりもカッチリとしています。
コットン素材なので、ハリがあります。
リネン素材だと少し砕けた感じがするな、でもコットンだと暑いんだよな、という方にはうってつけの生地だと思います。
アイスコットンの気になる点
風は通りにくい
糸の編み方に特徴があるアイスコットンですが、やはりそこは綿素材。
リネン素材に比べると生地は分厚く風は通りにくいと感じます。
そのため、やはり熱がこもるな、という場面はあります。
暑がりの人は少し物足りないかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、土井縫工所でオーダーしたアイスコットンのシャツについて書きました。
夏はリネンを推している私ですが、少しカチッとしたスタイルを楽しみたい、という時に綿素材で良いものがないかなあ、と探していたところでした。
ちょうどセールをしていたので、ものは試しだ!と購入したところ、思いの外良かったので紹介しました。
みなさんもぜひチェックしてみてください。
以上です。ありがとうございました。