今回は、日々の装いの考え方について書いていきます。
おしゃれをすると
自分の気持ちを高めてくれて、その日一日を気分よく過ごすことができる
そんな素敵なことのはずなのに、なんだか疲れてしまった
そんな経験ありませんか?
実は少し前の私がそうでした。好きなことのはずなのに、なんだか気分が乗らない。
今は気持ちを整え、一旦そこを乗り越えて、また洋服を楽しく着れています。
当時の気持ちと、その克服方法について、私の経験が参考になれば幸いです。
「おしゃれ」がしんどい
ファッションに目覚めて数年が経ち、20代も終盤に差し掛かった頃、それは起こりました。
服を選ぶのがしんどい。
服はたくさんあるのに、着る服がない。
そう思う日が増えてきました。
ファッションに興味を持ち始めた頃は、変わったね!とかおしゃれになったね!と言われるのが嬉しくて、
また、色々な服屋さんを巡っては、こんな服があるのか!とワクワクした気持ちでいたのに…
疲れてしまった理由
今思い返すと、しんどくなったのには理由がありました。
・トレンドの移り変わりに対応するのに疲れてしまった
ひとつめはトレンド。レディースほどではないにしても、メンズの洋服も毎年細かくトレンドが移り変わり、気がつくと数年前とガラリと変わってしまうものです。
スキニーパンツやアンクル丈のパンツなどが、わかりやすいのではないでしょうか。
スキニーパンツ
アンクル丈のパンツ
今では絶滅危惧種になりつつあると思います。
そうすると、早いものでは一年、長く持っても数年、というところで手持ちのアイテムがトレンドから外れてしまう。
高いお金をかけて揃えたのに、オワコンになってしまう、まるでスマホゲームのような現象に嫌気がさしてしまいました。
・おしゃれになって何がしたいのかわからなくなった
また、私がおしゃれに目覚めた頃は、
おしゃれになって褒められたい(モテたい)、認められたい
そんな気持ちがありました。
ですが、だんだんと洋服にのめり込むあまり、
おしゃれをする
ことが目的になっていました。
そうすると、前述のトレンド疲れも相まって、
おしゃれになって、何がしたかったんだっけ?
と迷子になってしまったんですね。
乗り越えたきっかけ
・自分が良い、と思うものに出会えた
今まではトレンドに左右されていて、
これがいい!と言われれば飛びつき、これがダメ!と言われれば手放し
自分の意思とは違うところでトレンドに「流されて」しまっていました。
自分自身では「乗っていた」つもりでしたが。
今は、自分の進みたい方向はこっちだな、というのが見つかったので、少し流行りとは距離を取って洋服選びができるようになってきました。
・ハマった先がクラシックスタイルだった
そして、私がハマったところがクラシックスタイルだった、というところも幸運でした。
クラシックスタイルは昔から大きくスタイルは変わりません。
そのため、アイテム自体にも流行り廃りの色が少なく、「いつ着ても」良いと思えるものが多いです。
また、少し値は張るものの、長く使える品質のアイテムが多いので、数年でダメになってしまった
というものが少ないのもラッキーでした。
おしゃれを頑張らないために
今は、頑張らないおしゃれをするために意識していることがあります。
・自分のために、周りのためにおしゃれをする
私は、私が好きな格好をするとともに、周りの人から「いいな」と思われる装いがしたい、という気持ちがあります。
なので、スーツを基本としたスタイルでありながら、きっちりと季節感を意識して、暑い夏は涼しく、寒い冬は暖かく見えるような着こなしがしたい
と思っています。
おしゃれは自己満足、とはよく言われますが、やはり自分だけの世界というのは少し淋しいものです。
周りの人にもいい影響を与えていれたらいいな、そんな気持ちが入ると、優しい気持ちでおしゃれを楽しむことができます。
・自分が良いと思うものだけを選ぶ
また、アイテム選びにおいても、誰かがおすすめしていたから、流行だから、というものを完全に無視するというわけではないですが、
自分が身につけていて良い、と思うものを集めるように意識しています。
やはり、お気に入りのアイテムを身につけているだけで気分は上がるもの。
これを着て、付けていて、私自身はどう思うか
というのはまず第一に考えていることです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、おしゃれに対する心構えについて書いてみました。
もし、過去の私と同じような状況のかたがいれば、この記事を見て、何か参考になることが一つでもあれば良いな、と思います。
以上です。ありがとうございました。