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ベルト、革靴、靴下…どこまで色を合わせる?ハズす? ビジネスマンの正解とは?

今回は、ビジネスシーンにおけるアイテムの合わせについて書いていきます。

 

アイテムの色合わせ、意外と苦労されている方や迷っている方も多いのではないでしょうか。

ベルトと革靴の色を合わせないといけない、とかカバンの色も合わせるとか、靴と靴下は合わせる…

はたまた、ハズしの色を持ってくる、などなど

色々とマナー的なことが言われていますが、実際のところどうなんだ、というのを経験をもとに書いていきますので、参考になれば幸いです。

なぜ色合わせが難しいのか

そもそも、なぜ色合わせについてさまざまなことが言われているのか

それは、コーディネート全体の統一感を高めるため。または、お洒落に着こなすため

だと思います。

やはりビジネスで、濃い色のスーツに黒の革靴、という場面で、真っ白なスポーツソックスのようなものを合わせるのは違和感がありますよね。

 

ですが、ことカジュアルファッションとなると、セットアップにハズしのテクニックとして、靴下で遊ぶ、といったような着こなしが高評価を集めることもあります。

昨今は、ビジネスのカジュアル化が進んでいるので、その垣根がなくなりつつある事が、難しさに拍車をかけているひとつの要員だと思います。

 

どこまで色を合わせるか

1 靴と靴下

まず第一に考えられるのは靴と靴下ではないでしょうか。

お洒落に関心が低くスポーツソックスを合わせている人もたまに見かけますが、だいたいの人が靴も靴下も黒、という方がほとんどではないでしょうか。

私自身もここは基本中の基本、まずは揃えるべきポイントだと思います。

黒には黒、茶色には茶色です。

2 スラックスと靴下

スラックスと靴下については、1の靴と靴下を優先して良いと思います。

靴と靴下の色味が異なる場合は、なるべくスラックスと靴下の色味を近くすることで統一感を出すことができます。

3 革靴とベルト

これもよく言われますよね。靴とベルトの色は合わせないといけない!と。

確かに、大きなくくりでは合わせた方が違和感は少ないです。(茶系、黒系など)

ですが、個人的には「合わせてきました!」という主張が強く出るような組み合わせは避けた方が良いと思います。

例えば、ボルドー(バーガンディ)の靴にボルドーのベルト、ネイビーの靴にネイビーのベルト

こういった合わせはあまり格好良いとは思いません。

4 カバンはどうする?

カバンについても迷うところではないでしょうか。

個人的にはカバンは「色を揃えた方が良いが、そこまで神経質にならなくて良い」と思っています。

理由は統一感が出過ぎてしまうことがあるためです。

前述のベルトと革靴同様、カバンまで色味を合わせてしまうと、いかにも!という雰囲気がしてしまいます。

今日はそういった世界観を楽しむんだ!という日には良いと思いますが、合わせないと…と思う必要はないと思っています。

 

ビジネスにハズしは必要?

個人的にはビジネススタイル、特にスーツスタイルにおけるハズしは不要だと思っています。

きっちりと着ることで格好良さが発揮されるものなので、余計なものは足さず、引かず。

ジャケパンスタイル、ビジカジスタイルでも同様です。

ハズしを考えている時点で小手先のテクニックだと思います。

ジャケットやスラックスの色や素材の組み合わせで楽しむのが一番楽しいです。

コーディネート

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すみません。あまりベルトをしないもので、ちょうど良い写真が少ないです。

ブラウンの靴にブラウンのベルト

ブラックの靴にブラックのベルト

カバンはどちらも青色

どうでしょうか。カバンが別の色でもあまり違和感はないのがわかっていただけるかと。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、アイテムの色合わせ、どこまで合わせるべきか私の考えを紹介しました。

いろいろと考えてしまうと、せっかくの装いを考える時間が楽しいものではなくなってしまいます。

ベーシックなものをそろえて、

小手先のところではなく、例えば季節感やその日の天候など、そういった自然の中からひらめきを得て、服装に反映させる、そんな装いができるときっともっと楽しくなるはずです。

以上です。ありがとうございました。