今回は、先日納品されたKenji Hashimoto のビスポークシューズの感想を書いていきます。
納品されてすぐ、紹介記事を書きましたが、そこからまずはひと月、履き込んでわかったことなども紹介したいと思います。
ビスポークシューズに興味のある方の参考になれば幸いです。
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- Kenji Hashimoto ビスポークシューズ
- Kenji Hashimoto ビスポークシューズの良い点
- Kenji Hashimoto ビスポークシューズの気になる点
- 次回のオーダーについて
- まとめ
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オーダー体験記。型取り、仮靴、納品までの軌跡です。ぜひご覧ください。
Kenji Hashimoto ビスポークシューズ
仕様を簡単におさらい。
内羽根パンチドキャップトゥ
6アイレット
レザー: 国産(バーガンディ)
製法: セメンテッド製法
木型: 右足:カスタム 左足:キャスティング
珍しいのは、左右の足で木型の製法が異なること。
私自身の身体的な特徴を踏まえ、それぞれ別々のものとしました。
1ヶ月後の変化
履いて1ヶ月の変化です。まだまだエイジング、というような変化はありませんが、所々履きシワができています。
ソールの減りはこんな感じ。左足の主な着地部分である前の部分は、少し削れてきた雰囲気がありますね。
履き心地・靴擦れなど
履き心地はすこぶる良好です。
木型はもちろん私の足から採寸したものなので、普段痛みのある小指部分などはストレスフリー。
ただ、まだまだ1ヶ月。丸一日履いて歩き回っていると、圧迫感を感じるところもあります。
ですが、これについては、紐を緩めたり、締めたりしながら微調整しています。
また、インソールにパッドが足に合わせ貼り付けられているため、「支えてほしいところ」にフィットします。
靴擦れについては、ないこともないです。
やはりかかと部分は革がまだ固く、アキレス腱のあたりが擦れているな、という時があります。
絆創膏でガードしないといけないほどではないので、現時点では問題ありません。
Kenji Hashimoto ビスポークシューズの良い点
・格好良い
手前味噌ですが、とても格好良いと思います。
6アイレットなので、アメリカ靴のような雰囲気があり、バーガンディの色味とマッチしています。
・まるでリカバリーシューズ
XやInstagramでも触れましたが、履き心地はまるでリカバリーシューズ。足が疲れているときは、スニーカーで一休みしたいところですが、逆にこの靴を履きたい、と思うレベル。
・ストレスフリーなことの素晴らしさを感じることができる
普段革靴を履いていると、どんなに格好良い靴でも、良いブランドのものでも、多少合わない点が出てきます。
ビスポークを知る前はあまり気にしていなかったですが、「痛みがない」ということの快適さ、素晴らしさを痛感しました。
・セメンテッド製法でも全く問題がない
まだ1ヶ月ではあるものの、セメンテッド製法でも全く問題はありません、
むしろ、軽くてクッション性があるので良いと思います。
オーダーするまでは正直どうなんだろう?
という気持ちがありましたが、見た目もそれほど違和感なく、歩行の上ではメリットが多いので、今後のオーダーもこれでいいな、と感じています。
Kenji Hashimoto ビスポークシューズの気になる点
・右足かかとのフィッティング
左足がピッタリすぎるからこそ、右足のフィッティングが少しだけ気になります。
既製品と比べると雲泥の差があるくらいフィットはしているので、これ以上求めるかどうかは、どこまでいくか、という個人的な感覚だな、と感じます。
・履きシワ
この点は、ある程度想定内ではあったのですが、気にならない、といえば嘘になります。
レザーにはものすごく詳しいわけではありませんが、国産のレザーは海外の有名ブランドのものより、大味なシワが入る印象があります。
また、革の透明感というか、表情が少し均一な印象です。
今回は、まずは履き心地や価格の面を優先したので、どうかな?という心持ちだったので、次回のオーダー時にどうするか、は迷うところですね。
とはいえ、この靴のレザーもしっとりハリがあって柔らかいものなので、かなり品質としては高いものだと感じます。
次回のオーダーについて
次回のオーダー、タイミングにとても悩みます。
Early repeat order systemという割引を使えば最大15%オフ。
3ヶ月以内に次回注文をすれば対象になります。
右足の木型をキャスティング(石膏)で作り直してもらうとなると、納品までは約1年。
それまでに支払いのお金を貯められそう、どうかな?
という感じです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、Kenji Hashimoto のビスポークシューズの1ヶ月レビューをしてみました。
足が疲れている時、とりあえず履ける一足がある
というのは精神衛生上大変よろしいですね。
橋本さん、素晴らしい靴をありがとうございました。
今後も定期的に変化を記録していきたいと思います。
以上です。ありがとうございました。