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できる男は後ろ姿にこだわる! クールビズで見落としがちな盲点とは?

今回はスラックスのシルエット、特にクールビズスタイルでの注意点、盲点について書いていきます。

 

それは、ズバリ「お尻」です。

おじさんのお尻が強調されている…

先日、仕事をしている中で、男性のクールビズスタイルをみていて気になることがありました。

それは、スラックスのサイズにゆとりがないのか、細身のパンツだからなのか

お尻がプリっと強調されている男性がいました。

こういう方、結構いらっしゃるんですよね。

 

誰もおじさんのお尻なんて見たくないよ…とゲンナリしてしまうのですが、ついつい目で追ってしまう()

誰も見せびらかしたいとは思っていないと思いますが、どうしてそのような方が多いのでしょうか。

後ろ姿はなかなかわからない

これは私自身もそうですが、自分の後ろ姿というのは自分ではなかなか分かりづらい。

誰かから指摘されないと気付きづらいものです。

 

また、ジャケットを着ている時は、比較的お尻が隠れるため目立ちにくいですが、クールビズでシャツとスラックスだけになった時にはあらわになってしまう、という問題があります。

試着の時は前からしか見ない

また、服を購入する際に、横向き、後ろ向きで念入りにチェックする方は少ないと思います。

そのため、どうしても前から見た時のシルエットに意識が向き過ぎてしまい、後ろ姿まで考えが及ばない

ということも要因のひとつだと思います。

トレンドはビッグシルエットだけど、スーツは…

そして、世の中のトレンドはビッグシルエットですが、巷のスーツのシルエットは依然細身のものが主流だと思います。

スッキリ見えるような気がするし、スーツ自体がそれほど流行に左右されないということがあるのだと思います。

 

結果的に、世の男性の履くスラックスのサイズ感がタイトなものになっているのだと思います。

 

適正なスラックスのサイズ感は?

私が選ぶときに注意している点は次のポイント。

まずはお尻

スラックスを選ぶ時、意外とみなさんウエストから測ると思うのですが、私の場合は、おしりで合わせます。

理由は、ウエストはお直しが効くためです。

 

私は一般的な方よりもかなり細身の体型でありながら(ウエスト72cm前後)

ヒップがでかい。

だいたいウエストで合わせたサイズより1サイズはアップするイメージ

 

私のような人がウエストがずれてくるのが嫌だから、とウエストでスラックスを合わせると、おしりがパツパツに。

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https://www.ny-onlinestore.com/より

 

お尻の下に横シワが入るのは小さすぎるサイン。

でも意外とこういった方、多いと思います。

少し前の記事で、ストレッチ性のあるスーツについて触れましたが、そういったものが多くなっているのも要因のひとつかもしれません。

inakaclassicstyle.com

 

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https://www.ny-onlinestore.com/より

 

また、お腹が出ている方は、ウエストがキツくなるので大きなサイズを選びがち。

すると、どうしてもお尻周りは緩くなってしまいます。

こういったものもあまり格好良くないです。

実際に私の後ろ姿を紹介

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オーダーしたスーツ

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既製品のスラックス

 

そんなお前はどうなんだ、と過去の写真を探ってみました。

すみません。ジャケットばかり着ていて、あまり後ろ姿の写真がありませんでした。

 

上はSartoria Raffanielloでオーダーしたもの。

ジャケットを着ているので分かりにくいですが、しっかりとお尻周りにゆとりを持たせています。

スッとスラックスが下に落ちているのがお分かりでしょうか。

 

下はラルフローレンのもの。

コットン素材というのもありますが、少しゆとりがありすぎるように感じますね。

本来なら、お尻から裾にかけて、スーッとまっすぐシワなく続いているのが理想です。

既製品でばっちりとサイズを合わせるのは難しい、けれど…

偉そうなことを言いながらスタートしましたが、改めて自身の姿をみると、まだまだだな、と感じます。

やはり、既製品は大多数の人に合わせて作られているので、ピッタリと自分に合う、というのは難しいところがあります。

じゃあオーダーの方がいいのか、という話ですが、そうとも限りません。

実際街のオーダー屋さんでは、既製品と変わらないフィッティング、もしくはそれ以上にピタピタに合わせるフィッティングをお勧めされるところもあり、

私も実際経験があります。

迷った場合はゆとりのある方を選ぶ

それじゃあどう選べばいいんだ、というところですが、私の選び方は次の点を意識しています。

・迷ったらゆとりのある方を選ぶこと

です。

先述と重複しますが、ゆとりがあれば、お直しができます。

ゆとりがないものを出すことは難しいですから、基準となるヒップに合わせ、気になる部分は詰める方が満足度は高くなると思っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、クールビズになり特に目立つスラックスのサイズ感について、整理してみました。

なかなか気付くのが難しい後ろ姿、いま一度見直してみてはいかがでしょうか。

以上です。ありがとうございました。