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30代から始める一生もののワードローブ作り

冠婚葬祭の礼服はどこで買う?スーツと一緒じゃダメなのか?実際のワードローブから考えてみた

今回は、冠婚葬祭用の礼服について書いていきます。

 

冠婚葬祭、ものすごく頻繁ではないですが、忘れた頃にやってくるので、適当なもので済ませてしまう

そんなことありませんか?

どうしても、私服や仕事の服よりも優先順位が下がってしまうものの、全く持っていない、というのはよろしくない。

絶妙な位置付けだな、と感じます。

そんな意外と難しい礼服について、私なりの考えを紹介します。

礼服とは?喪服との違い

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https://www.y-aoyama.jp より

礼服

礼服は冠婚葬祭全般に着用するものです。フォーマルウェアです。

結婚式のタキシードやモーニングもそこに含まれます。

喪服

喪服は「葬」のみ。弔事の際に着用するもの。

 

日本では冠婚葬祭は黒!とひとくくりにされるものですが、その場面によって、着るべき「黒色」というのは厳密には変わります。

冠婚葬祭 結婚式とお葬式で、礼服は分けるべき?

ひとまず1着あればよい

私としては、そこまで慌てて礼服と喪服とを分けて持つ必要はない、と考えています。

理由は、3つ。頻度と体型の変化、そして結婚式の多様化です。

礼服を着る頻度は限られている

普段生活をしている中で、礼服を着る機会、というのはそこまで多くはありません。

私は30代ですが、結婚式は過去に10回、お葬式や法事などでは合わせても年数回、というところ。

ものすごく頻度で着ることはありません。

そのため、生地が痛むのも遅いですし、長持ちします。

なので、もし分けて持たれた場合は、それぞれの活躍の場が半分ずつになるわけですから、さらに少ない着用頻度になります。

そう考えると、少しもったいないな、と感じます。

歳を重ねると、体型の変化がある

また、着用頻度が少ない、ということは、その間に歳を重ねて、体型が大きく変わる場合があります。

そうすると、せっかく若いうちから揃えたものの、いざ着るときには入らない、ブカブカになってしまった

なんてこともあり得ます。

体型維持に自信がある!という方なら、今のご自分に合わせて持っておいても損はないかと思いますが、ちょっとお腹周りがな…という心配のある方は、慌てる必要はないと思っています。

結婚式は黒でなくても良くなった

元々結婚式に黒のスーツを着る、というのは日本古くからの考え方で、西洋では、結婚式の時間帯によって、モーニング、タキシードと着るべき洋服が分かれています。

また、最近では結婚式のカジュアル化が進み、ネイビーやグレーといったスーツで参列される方も増えてきています。

私自身、結婚式に招待された時は、黒いスーツは着ていません。濃いネイビーのスリーピースを合わせることが多いです。

そのため、そこまでお金をかけたくないよ、という方であれば冠婚葬祭用の礼服として1着。結婚式は華やかに!という方であれば、結婚式用のスーツは別に仕立てて、喪服としての礼服を1着持っておく程度で良い、と思っています。

礼服はどこで買う?価格帯は?

礼服は1着で十分という話をしてきましたが、実際どこで買うのが良いのでしょうか。

ここからは、買うべきお店について、私の考えを紹介します。

冠婚葬祭オールマイティにいくなら、オーダーも視野に

私としては、冠婚葬祭、結婚式もお葬式も1着で行くんだ、という方であれば、オーダーをお勧めします。

この2つの場面であれば、お若い方なら特に、結婚式の方が多いはず。

そのようなときに、サイズの合っていない格安の、スーツで参列すると、どうも格好がつきません。

他の方は各々新郎新婦をお祝いするために、着飾ってきているのに(特に女性は)、自分だけリクルートスーツのよう…

というのはやはり少し寂しく感じてしまうものです。

なので、まずはどこでも使えるブラックフォーマルなスーツが欲しい!という場合は、オーダーできっちりと仕立ててもらう方が、満足度は高いと思います。

喪服としての礼服なら、安価なものでもOK

次に、結婚式用のスーツは別に持っているから、喪服としての礼服が欲しい、という場合です。

そんな場合は、安価なものでも良いと思っています。

理由は統一感。

老若男女問わず黒1色、また弔事のため、華やかさは不要です。

そのため、多少安価なものであったとしても、それが悪目立ちすることは少ないです。

そういった場面で、仕立てた喪服を着る、という方は、どんな場面でもきっちりとされていて、ふさわしい装いを意識されている方だと思いますので、とても素敵だと思います。

ですが、どうしても予算の問題があり、その人それぞれの事情があります。

なので、礼服と喪服を別々に持っておくに越したことはありませんが、マストではないという考えです。

私の場合

ちなみに、私の場合ですが、礼服として持っているものは喪服だけです。

しかも、社会人になりたての頃に購入した安価なもの。

そろそろ買い替えたい、と思いながらも、なかなか出番がないためどうしようかな、と思案しています。

結婚式用のスーツは先述のとおり黒ではないものを持っていますので、そちらを使うようにしています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、礼服について書いてみました。

意外とスーツ屋さんのサイトなどは見かけるものの、個人のブログで言及している方は少ないと思いますので、皆さんの参考になれば幸いです。

 

結婚式の装いのコツなどついては、また別の記事で紹介できれば良いな、と思っています。

以上です。ありがとうございました。