今回は、夏のポロシャツスタイルをうまく着こなすために気をつけたいポイントを紹介します。
暑い夏の季節、ビジネスでもカジュアルでも、はたまたゴルフなんかでも大活躍のポロシャツ。
平日休日関係なく、道を歩けばあちらこちらにポロシャツ姿の男性を見かけることが増えてきました。
ですが、残念ながら田舎に住んでいる私から見て、お!格好いいな!と思うポロシャツスタイルの方はほとんどいらっしゃらないと感じています。
なぜポロシャツ姿が格好良く見えにくいのか、そのポイントも併せて考えていきたいと思います。
- ポロシャツがださい、おじさんくさい、となる理由
- ポロシャツはドレスか?カジュアルか?
- ポロシャツに合わせるアイテム選び
- 買うべきポロシャツは?
- ポロシャツを着こなすポイント
- ポロシャツを合わせたコーディネート
- 合わせて読みたい
- まとめ
ポロシャツがださい、おじさんくさい、となる理由
ドレスとカジュアルのバランスが取れていない
ドレスとカジュアルのバランス、この言葉はインフルエンサーのMB氏がよく使われていた言葉。
氏の著書でも7:3のバランスが良い、といったことが書かれていた記憶があります。
これは確かに一理あって、おしゃれに魅せるためには、ドレスの割合が多いほうが、綺麗な印象になるため簡単になります。
ポロシャツはドレスか?カジュアルか?
では、ポロシャツはどうでしょうか。
ドレス、カジュアル要素を決めるものはたくさんありますが、ここでは、素材、色、形の3つに絞って考えていきます。
素材:カジュアル

鹿の子、と呼ばれるドライでスポーティな素材のものがほとんど。
元々テニスウェアとして生まれたことからも、カジュアル要素が強いです。
色:カジュアルよりなものが多い

ポロシャツのカラーはたくさんありますが、白、ネイビー、グレーのようなビジネスにも使える色味もあれば、赤、青、黄のような派手なカラーのものもあり、どちらかといえばカジュアルよりな色味のものが多いと思います。
形:カジュアル

夏に着るポロシャツは、ほとんどが半袖だと思います。長袖と比べると、それだけでカジュアルになります。
また、襟がついているとはいえ、基本的にはTシャツのようなもので、ビジネス寄りの形ではありません。
以上のことからも、ポロシャツはカジュアル要素が強いアイテムになる、ということを前提として、合わせるべきアイテムを考える必要があります。
ポロシャツに合わせるアイテム選び
合わせるべきアイテム
・コットンorリネンのスラックス
まず、合わせるべきアイテムとしては、スラックス。
その中でもコットン素材やリネン素材のものをお勧めします。
理由は程よいカジュアル感。
いくらポロシャツがカジュアルだ、とは言っても、普段仕事で履いているようなグレーやネイビーの無地のスラックスを合わせてしまうと
あら、今日は休日出勤ですか?
という着こなしになりがち。
そこで、形はスラックスですが、素材を変えることで程よくカジュアル寄りに寄せてあげる、というポロシャツへの気遣いが大事になります。
・ローファー、レザーサンダル、昔ながらのローテクスニーカー
次に足元について。ドレスに寄せればいいのだ!と仕事で履くような革靴を合わせるのは少し待ってください。
スラックスと同様、ビジネスシーンですか?という雰囲気になってしまう場合があります。
合わせるなら、ローファーやグルカサンダルなどのレザー素材のサンダルの方が良いです。
休日に革靴は嫌だ、という場合は、コンバースやVANSのようなキャンバス素材のローテクスニーカーだと程よいカジュアルさがあって、仕事だとは思われにくいです。
合わせないほうが良いアイテム
・ビジネス用途のスラックス
先ほどのスラックスでもお話ししましたが、グレーやネイビーといったビジネス用のスラックスをそのまま合わせるのはお勧めしません。
ドレスさがあれば良いのだろう。スラックスならなんでも同じだ
という安易な考えが透けて見えてしまいます。
休日に合わせるのであれば、ビジネスシーンて使うものとは別に用意することをおすすめします。
・ジーンズ
もう一つ、避けたほうが良いのはジーンズ。
気軽に履けて良いのですが、かなりうまく合わせないと
「そのへんの休日おとうさんコーデ」になってしまいます。
理由はカジュアル寄りになりすぎるため。
ジーンズはどこからどう見てもカジュアルなアイテム。どれだけポロシャツにこだわろうが、革靴を履こうが、ドレスよりもカジュアルな雰囲気になってしまいます。
それが悪いわけではないですが、慣れないうちはあわせない方が無難です。
・ハイテクスニーカー
次に足元で、合わせない方が良いものとして、ハイテクスニーカーが挙げられます。
HOKAのボンダイ、オンのクラウドなんかは最近かなり見かけるようになりました。
おしゃれ上級者であれば、「ハズシ」としてスニーカーで崩していくことはひとつのテクニックとして良くあることです。
ですが、それは30代を超えて、これからおしゃれになりたい、という人には難しすぎること。
もちろん、歩きやすいのは承知の上ですが、わざわざおしゃれ用途に買う必要はないと思いますし、あえてポロシャツと合わせるようなスニーカーではないと思います。
買うべきポロシャツは?
鹿の子?orニット?

スポーティな雰囲気が好きなら鹿の子。

上品さが欲しいならニット素材。
私個人としてはニットポロの方が好きですが、これはお好みです。
価格としてはニットの方がお高めになります。
カラー
カラーは子供っぽくなるので原色は避けたほうが良いです。



こう言った少し曖昧な色味の方が、大人の男性にはぴったりだと思います。
・柄物はNG


逆にこういった柄のあるもの、特にボーダーのものは格好良く着るのは至難の業。よく見かけるものですが、なるべく避けていきましょう。
サイズ
ジャストサイズが基本です。
何か流行りに乗らないといけない気がして、オーバーサイズのものを手に取ってしまうかもしれませんが、流行に乗る必要はありません。
一度買ってしまうとずっと買い替えずに着てしまいませんか?
それが流行に乗れていないためにおじさんくさくなってしまう要因です。
なので、流行とは関係ないジャストサイズを選ぶようにする方が良いと思います。
ポロシャツを着こなすポイント
続いて、ポロシャツを着るときのポイントを紹介します。
タックインしない(タックアウトする)


画像はどちらも楽天市場より。
ポロシャツ、タックインで検索して出てきたものです。
上の画像は、モデルの顔がよく、また、サイズ感や全身のアイテムなどに工夫して着こなしているため、様になっているように見えます。
この画像もかなり流行からは外れている着こなしだと思いますが、イケオジ感は出ていますね。
下の画像はよくあるおじさんのスタイル。
見覚えのある雰囲気ではないでしょうか。おそらく、タックインするとほとんどの方がこちらの雰囲気になるのではないでしょうか。
それくらいポロシャツのタックインは難しいものです。


なので、これらの画像のようにタックアウトする方が着こなしとしての難易度は低くなります。
ポロシャツを合わせたコーディネート


今までの話を踏まえた私のコーディネートはこちら。
モデルではないので、一般人の雰囲気を感じていただけるのではないでしょうか。
上の画像はニットポロシャツ。
下の画像は鹿の子ポロシャツです。
合わせたスラックスはリネン素材のもの。
靴はローファーやコンビシューズというカジュアル感のある革靴です。
タックアウトして着ています。
どちらもおじさんくさくは見えにくいはずです。
ポイントを押さえることで、ポロシャツスタイルでも綺麗めにコーディネートができる、ということが少しでも伝われば嬉しいです。
合わせて読みたい
今回コーディネートで紹介したポロシャツのレビュー記事。ぜひご覧ください。
30代以降の方に向けた着こなしの記事。こちらもぜひご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ポロシャツの着こなしについて、気をつけたいポイントを紹介しました。
ぜひ今年の夏は格好良いポロシャツスタイルで街に繰り出してみてください。
以上です。ありがとうございました。