今回は、スーツの選び方について書いていきます。
スーツを着ると肩が凝るんだよな、とか
肩周りが苦しくて、着心地が悪い
周りの方を見ていると、そんなふうに仰る方が多いです。
私自身はあまりスーツで肩が凝るな、と思ったことがないので、なぜだろう?
と理由を考えてみたので、私の選び方と合わせて紹介します。
スーツを着ると肩が凝る理由
そもそも着慣れていない
一つ目の理由は、そもそもスーツを着慣れていない、ということが挙げられます。
仕事以外でスーツって着ますか?
私のような着道楽以外な方以外はあまり着られないのでないかな、と思います。
とても悲しいことですが、きっと大多数の方がそうだと思います。
なので、単純に着慣れておらず、なんだか窮屈な気がしてしまったり、肩に力が入ってしまう
ということが理由のひとつだと思います。
普通に仕事で肩が凝っている
もうひとつの理由は仕事です。
仕事以外でスーツを着ない方であれば、
休みの日にスーツを着ていて肩が凝る
ということはないはずです。
そして、オフィスワークの方であればPC作業も多いですよね。
ずーっと何時間もパソコンと睨めっこしていれば肩が凝っても不思議はないです。
営業などで外に出られる方も、カバンを持って何時間も外を歩いたりすれば、それだけで肩が凝るものです。
スーツに関係ない場合も考えられます。
サイズがタイトすぎる
以前も記事で触れたことがありますが、世の中のスーツはタイトなサイズ感、フィッティングのものが多いです。
タイトになればなるほど体に張り付きますから、不快に感じることもありますし、
肩周りが窮屈に感じることもあると思います。
結果的にスーツって着心地が悪くて肩が凝るよな、というイメージに繋がっていると考えられます。
正しい着方を知らない
サイズ感についてもそうですが、スーツの着方、着こなしについて、正しく理解されていない方もたくさんいらっしゃいます。
窮屈さに関わる部分としては、特にボタンの扱いですね。
よく言われる言葉としては、アンボタンマナー
・一番下のボタンは留めない
・座る時はボタンを外す
この2つ。意外と知っている方は多くはないと感じます。
ボタンは留めないといけない!と全てのボタンを留めてしまいパツパツになっている人
座る時もボタンを留めたままで、お腹が破裂しそうな人
たくさん見かけます。
歴史を遡れば20世紀はじめのイギリスまで遡ることになりますが、はるか昔から、「留めないもの」としてデザインされているものを留めてしまっていると、それは苦しくなっても致し方ない
と思います。
このように、スーツを着ると肩が凝る、というのは仕事のスタイルの変化や、スーツを着る機会が減ったことによる、経験の少なさからくるものではないかな、と感じます。
疲れないスーツの選び方
きちんとしたサイズ感のものを選ぶ
当たり前の話ですが、サイズ感をまずはきっちりとすることが第一です。
自分にぴったり!なものは、なかなか既製品では難しいところですし、
オーダーだったとしても、きちんとした店員さんでないと、満足のいくものにはならないのが実際のところなので、
これが正解!というのはなかなかお伝えしづらいところです。
ですが、私が既製品を買う場合に気をつけているポイントは2つあります。
・まずは肩で合わせる
・胸元はボタンを留めて拳1個分入るゆとりをもつ
です。
ひとつずつ説明します。
・肩で合わせる
まずはジャケットを羽織って、肩に綺麗に乗るサイズのものを選びます。
窮屈に感じたり、肩が落ちているな、と鏡で見た時に思うものはサイズが合っていないというサインです。
・ボタンを留めてゆとりを見る
意外とここでやってしまいがちなのが、体にピタッと張り付いているようなものを選んでしまうこと。
これではボタンを留めて動くことは難しくなってしまいます。
胸のところに拳を入れてみて、スッと入るようなゆとりのものがちょうどよいサイズ感のものになります。
・スラックスはお尻で合わせる
今回は、ジャケットメインなお話なので、あまり深掘りはしませんが、スラックスもジャケット同様程よいゆとりが大切。
お尻周りがしっかりゆとりを感じるものを選びましょう。
スラックスについて詳しく書いている記事です。
合わせてご覧ください。
肩パッドの有無は着心地に影響するのか
よく、着心地が良い!とおすすめされるのが、肩パッドのない「アンコン」と呼ばれるもの。
肩パッドがなくて軽いですよ!とか着心地が良い
と言われます。
また、このスーツは軽い生地なので肩が凝りません!と重さをアピールするものもありますが、
私個人としては、肩が凝るかどうかとは関係がない、と思っています。
きっちりとサイズが合っていれば、あまり重く感じませんし、肩パッドがないとむしろ着心地が悪く感じてしまうこともあります。
私もそういった肩パッドのないものを持っていますが、それは軽快さや見た目の柔らかさを出すためのもので、着心地を上げるものとしては考えていません。




肩パッドのないスーツ。Sartoria Raffanielloでオーダーしたものです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、スーツを着るとなぜ肩が凝るのか、そして自分に合ったスーツの選び方について書いてきました。
私自身、たくさん失敗して手放してしまったものも多くあります。
この経験が少しでもあなたのスーツ選びの参考になれば幸いです。
以上です。ありがとうございました。