今週のお題「わたしの体調管理法」
今回は、お題に乗っかって体調管理について考えていきます。
私は昔はあまり体が強くなく、季節の変わり目はたいてい風邪をひいていました。
のど、はな、熱、咳
どれかがスタートで、だいたい全部ひとまわりしてようやく治る。
そんな感じの日々でした。
コロナが流行って、手洗いうがいの習慣もついたのもありますが、もうひとつ考えを改めたのが洋服選びでした。
洋服の素材 気にしてますか?
ところで、洋服の素材って気にしたことはありますか?
私は服に興味を持つまで何も知りませんでした。
アクリル?レーヨン?かっこいい
綿はなんかおじさんくさい。
それくらいのイメージでしたが、意外と体調を崩してしまう要因の一つに、洋服の素材、というのがあるのではないか、と感じています。
便利な化学繊維 寒くなると気をつけたい
インナーは汗冷えに注意
速乾性をうりにしたアイテム、極暖、など暖かさを売りにしたインナーなどは、ポリエステル、アクリルといった化学繊維がメインで使われています。
化学繊維だからNGというわけではないですが、吸湿性があまりなく、汗をかくと乾きにくいものが多いです。
普段電車移動や屋内で過ごすことが多い方で、思いの外暑くなってしまって、汗が引かなくて寒い思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
意外と寒くなって体調を崩す場合、防寒対策が足りないことよりも、汗冷えによって崩してしまうことも多いにあります。
インナーで暖をとるのではなく、洋服全体で対応する、と考える方が良いことがあります。
化学繊維メインのアウターやマフラーは寒い

https://brandavenue.rakuten.co.jp
メンズレディースに限らず、アンダー1万円〜数万円で購入できるものは、ポリエステルやアクリルといった化学繊維が多く含まれています。
こういったアイテムは安価で購入でき、見た目には暖かそうなので、ついついデザインで手にとってしまうことも多いと思います。
ですが、やはり防寒性という点では、ウールなどの天然素材に比べると劣ります。
特にマフラーはアクリルのものは発色が良く、コーディネートの差し色には良いですが、汗を吸わず、寒いです。
コートもマフラーもしているのに寒い、と感じるのはその素材の影響かもしれません。
季節の変わり目は、「重ね着」で対応する

季節の変わり目は、思ったより暑かったり、寒かったりと天気予報だけではなかなか判断が難しいところ。
そういった時に考えたいのは「重ね着」
一つのアイテムで暑さ、寒さを凌ごう、というのではなく、洋服全体で対応する、という意識が大事になります。
秋の始まりの頃は、まだ暑い日が多いので、
インナーは汗を吸うコットン素材、シャツはまだまだリネンが活躍します。
羽織ものとして、薄手のカーディガンや、首に巻くシルクスカーフなど、脱ぎ着できるもので。
冬のはじまりは、ウールのジャケットに、コットン素材のコート。
インナーは意外と汗をかくので、コットン素材がメインのものでしっかりと汗冷えの対策を。

真冬になれば、厚手のコートにウールやカシミアのマフラーが活躍します。
首元をあたためると、グッと体感温度が変わります。
屋内にいるときは、面倒ですがしっかり上着を脱いでおきましょう。
そうすることで、余計な汗をかかずに済みます。
汗をかかない、汗をかいたままにしないために
汗をかきやすい人、かきにくい人、それぞれその人の体質があります。
私のように、いつでも汗をかくような人は、「汗をかく」前提で洋服を選ぶ必要がありますから、冬であっても、インナーにはしっかりと汗を吸うものを選ぶ方が良いと思います。
汗をかきにくいよ、という方は汗で発熱する暖かいインナーとは相性がよくないかもしれません。
そんな場合は、きっちりと温かみのある服を重ねて着ることで、しっかり暖を取る必要があります。
このようにして、ご自身の体質、体調に合わせて洋服を選ぶ、また、素材の特性を活かして着こなしをすることで、より効果的な体調管理ができるようになると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、体調管理のベースとして、普段の洋服の選び方を考える、ということについて書いてきました。
先人の知恵というのはすごいもので、日本の夏にはリネンが、冬にはウールがやはり適しているものです。
暑がりで寒がりなわがままボディな私ですが、素材を意識することで快適に過ごすことができています。
結果的に、体調を崩すことも少なくなり、ファッションも楽しめて一石二鳥だな、と感じています。
見た目の雰囲気であったり、ブランドであったり、値段に注目してしまって、洋服を選ぶときに素材まで見て選ぶ方はあまり多くないと思います。
また、小物や羽織ものなんて出番が少ないから、とあまりお持ちでない方も多いと思います。
ですが、「季節の変わり目はよく体調を崩すんだよなあ」という方は、ぜひ身につけるものの素材や、温度調節のしやすいアイテムを活用してみることをおすすめします。
以上です。ありがとうございました。