田舎暮らしでクラシック。

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なぜやるか、も大事だけれど、もうひとつ大事なことがある

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今回は、ファッションの考え方について書いていきます。

内容はファッションが中心ですが、もちろん生活全般に関わることなので、私の考えが参考になればうれしいです。

なぜやるか、はとても大事

全てのことに当てはまりますが、ファッションにおいても、「なぜやるか(やっているか)」はとても大事な要素です。

 

着こなしひとつにおいても、なぜそのような着こなしをしているのか、ということです。

例えば、スーツ、ドレス系の着こなしであれば「小剣ずらし」や「シャツの襟出し」など、イタリア系のスタイルがお好きな方であれば、試してみた方は多いのではないでしょうか。

 

単純に「格好いい」からなのか「流行りだから」なのか「そうした方が自分にとっては良い」なのか

「やる」理由というのは人それぞれです。

 

アイテム選びにおいてもそうです。

「私はここのブランドのものしか買わない!」と言う方もいらっしゃるでしょう。

その理由が上記のような格好よさ、流行りからくるものなのか、何か他に信念があるのか。

それとも、なんとなくなのか

そこには大きな違いがある、と思います。

 

「やる」理由がきちんとあることの影響

その選択をしている理由が、ふわふわとしたものである場合、その決断には迷いが生じます。

そうすると、いろいろな人の意見に迷わされてしまって、「結局自分がどうしたいのか」がわからなくなってしまいます。

 

例えば、先述の着こなしの例で言えば

「イタリアの〇〇さんのような着こなしがしたい」

というような目標、目的がない人は、それってダサいよね、とか格好悪い、という言葉を見聞きすると、途端に不安になってしまうと思います。

ですが、確固たる理由があれば、「他の人はそういうけれど、私はこうする。」とひとつ自分に軸を通すことができます。

「やらない」理由も同じくらい大事

「やる」ことと同じくらい「やらない」ことも大事です。

例えば私は先述の着こなし(小剣ずらしや襟出し)はやりません。

理由は「私の目指したい姿ではない」ため。

この理由も漠然としていて、ふわふわしているじゃないか、とお叱りを受けるかもしれません。

ですが、適切な表現が見つからないので、この回答が今の全てになります。

「やらない」理由があることの影響

このように「やらない」理由を持っておくことで、周りに流されることが少なくなります。

今はこういうのがいいですよ、とか流行りはこうですよ、といった言葉は確かに魅力的ですが、

「自分の目指したい方向ではないな」と心にストップをかけることができます。

「やること」「やらないこと」の次に「なぜなのか」を持つ

ここまでお話ししてきた内容は、そのことの是非をどうこう、ということではなく、自分の中にひとつ軸を通しておくと良いですよ、ということです。

 

また、その理由の是非を問うものではありません。

極論「わたしが快適に過ごしたいから」とか「わたしの手間を省きたいから」といった自己中心的ともとれるような理由でも構わないと思っています。

 

人間は誰しも自己中心的なものですし、その選択には少なからず「自分のために」という言葉が含まれるものだと思っています。

やるか、やらないかの理由を持つ時の注意点

他人に強制はしない

ひとつ、この考え方をするにあたり、わたしが注意していることがあります。

それは

 

「他人に強制しないこと」

 

例えば、スーツの着こなしで、「クラシックな着こなしはこうですよ」というものがあったり

素材で「ポリエステルよりウールの方がいいですよ」であるとか

「洗濯洗剤はこれがいい」など

いろいろ考えがあると思います。

 

もちろんマナーや正しさなどあるとは思いますが、「他人に強制する」とそれは「押しつけ」になります。

自分がどれほど良いと思っていても、です。

 

自分がいいな、と思うように、他の人にも、その人のいいな、があります。

それは尊重するところではないかな、と思います。

 

こう言っているこの考えも、まさに「私の考え」ですので、「押しつけ」に他ならない、というのがまた難しいところではありますが…

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は私が大事にしている考え方について書いてきました。

「自分の中に理由を持つこと、そしてほれを他人に強制しないこと」

ファッションだけにとどまらない内容になってしまいましたが、大事なことだと思いますので、思い切って書いてみました。

ですが、後半でも書いた通り、強制ではありません。

 

私はブログで考え方や着こなしについて書いていますが、同じような方が増えたら良いな、と思いますが

読んでくださった皆さんがその通りにしないといけない、とは思っていません。

あくまで「提案」である、という考えは忘れずに持っておこう、と思っています。

 

あなたにはあなたの生活があり、考えがあります。

読んだけど、違うなあ、となれば、それで良いと思いますし、何かひとつでも参考になることがあれば、それはとてもありがたいことですので、そうなっていれば嬉しいです。

以上です。ありがとうございました。