田舎暮らしでクラシック。

30代から始める一生もののワードローブ作り

ネクタイが長い… 低身長の人がネクタイを選ぶときのポイントは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、低身長の方向けにネクタイの選び方を書いていきます。

 

私の身長は167cm程度。平均身長より5cmほど低いことになります。

そうすると、地味に悩むことになるのがネクタイの長さ。

 

ネクタイは太い方を大剣、細い方を小剣と呼びますが、「基本的には」小剣は大剣からはみ出ないように結びますよね。

ですが、身長が低いと、小剣が長く出てしまったり、ちょうど良い位置で結ばなかったりして、地味にイラッとします。

 

スタイルのひとつとして、イタリア系の着こなしがお好きな場合、小剣を長くとる方もいらっしゃると思います。

そのため、あくまで「基本的に」としています。

f:id:yamatama222:20251010111601j:image

https://forzastyle.com

 

今回は、普通に結んでいるのに長くなってしまうんだよな、という方に向けて書いていきたいと思います。

ネクタイが長く感じる理由

ネクタイが長い

ひとつ挙げられる理由としては、「ネクタイの長さが長い」ということ。

何を当たり前なことを、と思われたかもしれませんが、意外とブランドによって長さが異なるんです。

日本のブランドであれば、だいたい145cm程度。

イタリアなどのブランドであれば148cm程度のものがあります。

 

たかが3cm、されど3cm。身長に置き換えれば、167cmと170cmで全然違うと感じるはず。

ネクタイもそれくらい長さの影響を受けます。

 

ちょっと良いネクタイを買おうかな、と紳士服売り場に行った時、海外製のネクタイは「インポート」として高級ゾーンに置いてあることが多いです。

「お、質が良くていいじゃないか!」と買ったものの、なんだか長さが合わない…

そういったことは往々にして起こります。

結び方がプレーンノット

もう一つの理由としては結び方。

一番シンプルでオーソドックスな結び方は「プレーンノット」だと思います。

とりあえず名前は知らずとも、ほとんどの方がこの結び方をしているはず。

・プレーンノット

 

https://www.aoki-style.com

プレーンノットは定番で間違いないものなので、決して悪い結び方ではありません。

ですが、セミウィンザーノットなど他の結び方と比べて手順が少なく、その分ネクタイが長くなりがちです。

そのため、身長が低い方がこの結び方をすると、一般的な長さのネクタイであっても、小剣が長くなってしまう

ということがありえます。

 

ネクタイが長いと感じた時の対処法

ネクタイの長さが142cm以下のものを選ぶ

ひとつはネクタイ自身を変えること。

全長が142cm程度(一般的な日本のブランドのものより短め)のものを選んでみてください。

そうすれば、結び方を変えずとも、綺麗に決まると思います。

ここで142cmと具体的な数字を出したのはひとつ理由があります。

それは、普段私が愛用しているAtelier BERUNさんのネクタイの長さが142cmだからです。

 

inakaclassicstyle.com

 

こちらのネクタイを買うまでは、私も長さを気にしたことはあまりなかったのですが、

自分には一番合っているな、と感じるようになって、なぜだろう?と考えた時に、「長さが一般的なものより短い」ということに気がつきました。

そのため、ここでは具体的に142cmをおすすめしています。

結び方を「ダブルノット」や「セミウィンザーノット」にする

ネクタイを買い替えるのはちょっと…という方は、結び方を変えるのもおすすめ。

カジュアルな雰囲気がお好きな方は「ダブルノット」

クラシックな雰囲気がお好きな方は「セミウィンザーノット」

をおすすめします。

・ダブルノット

https://www.aoki-style.com

ダブルノットはプレーンノットの2回巻きのような感じで、結び目がやや縦長になります。

2回巻きにすることで、ネクタイの重なりが生まれてこなれた雰囲気になります。

・セミウィンザーノット

https://www.aoki-style.com

それと比べて、セミウィンザーノットは、スーツスタイルに相性の良い、少し堅めの雰囲気がします。

合わせられないわけではないですが、ジャケパンのようなカジュアルな着こなしよりかは、バッチリスーツの着こなしの方が似合うと感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、低身長の方に向けて、ネクタイ選びのポイントについて書いてきました。

10月に入り、ネクタイ着用の場面が増えてくる頃。

ネクタイの太さや柄については言及する人が多い中、長さについて触れている方は少ないと思いますので、参考になればうれしいです。

以上です。ありがとうございました。