今回は、コートについて書いていきます。
だんだんと涼しい気候が増えてきて、そろそろコートを新調しようかな、という方も増えてきたと思います。
ただ、コートって結構お値段が張るんですよね。
ブランドもので、素材も良いもの、となれば10万円〜のものもザラにあります。
ファストファッションでもお手軽に買えるものはありますが、やはりそういったものは防寒性、長く使う、という点においてはどうしても妥協をしなくてはいけません。
それじゃあ、長く使えて、お買い得なカードはないのか!というところですが、
そこでひとつの答えがあります。
それは、
古着(メルカリも!)のものを買う
安くて良いものを手に入れるための方法として、「古着」という選択肢が挙げられます。
古着とひとことで言っても、ヴィンテージショップなどにある古い年代のものから、
セカンドストリートのように、少し前のコレクションのものが型落ちで中古市場に出回っているもの
はたまたネットのフリマサイト、メルカリなどで断捨離をしている中で出てきたもの
など色々あります。
このなかで、一番色々と手軽で選択肢があるのはフリマサイトだと思います。
私も田舎に住んでいて、なかなか近くに良いショップがないので、よく利用しています。
今回は、そんなフリマサイトを中心に、どんなコートが良いのか、選ぶポイントについて詳しく深掘りしたいと思います。
なぜコートは古着が良いのか
丈夫で劣化しにくいため
古着で洋服を買う時に気になるのが、前所有者の着用によるダメージ。
シャツ、スラックス、ジャケットなど、やはり肌に触れる面積が多くなればなるほどダメージは多くなります。
また、生地も薄手〜中肉程度のものが多いので、どうしても経年劣化してしまいやすいところ。
その点、コートは活躍の時期が秋冬が中心。
着る機会が比較的少ないです。
また、上着として着るため、それほど汗や皮脂の影響も受けにくい。
そして防寒性を高めるため、厚手の生地のものが多い。
こういった点から、古着であっても比較的綺麗な状態のものが見つかりやすい、というメリットがあります。
昔のもののほうが生地が良く、縫製も丁寧
もうひとつ、古着をおすすめする理由は生地の質。
同じ「ウール」であっても、やはり昔のもののほうが目が詰まっていて、明らかに上質だな、と感じるものが多いです。
また、これは年代やグレードにもよりますが、仕立てについても、古いもののほうが手が込んでいるな、と思うものが多いです。
無名のブランドのものなのに、やけにこだわっているなぁ、というものに出会える、というのも心をくすぐられるポイントになります。
古着のコートを選ぶ時の注意点
肩周りには年代が出やすい
とはいえ、全ての古着のコートが良い、というわけではありません。
注意すべき点として、まず挙げられるのは、「肩周り」

https://ameblo.jp/oga817/entry-12592671080.html
こちらはスーツですが、バブル期の着こなしのように肩パッドがもりもりに入っているコート、というものが古着の中にも存在します。
・チェスターコート

特に、チェスターフィールドコート(チェスターコート)などの肩線が入っているものは、結構年代感が出てしまうため、生地の質や値段などに釣られて買うと、失敗してしまう可能性があります。
たとえブランドものでも、安すぎるものは注意
これはコートに限らずですが、安さに飛びつくと、だいたいろくなことはありません。
においだったり、汚れ、傷など、何かしら理由があったりします。
特にフリマサイトだと実物を見ることができないため、じっくりと気になる点は確認して、値段に釣られることがないように気をつけましょう。
古着のコートを選ぶときのポイント
ラグランスリーブ(ステンカラー)にする

ラグランスリーブ、とは肩線のない袖のこと。
代わりに襟の部分から脇にかけて切り替えが入ります。
肩線がなく、袖にかけてゆったりと落ち感が出ます。
画像のものはオーストリアのブランド、SCHNEIDERS(シュナイダー)のもの。
かなりたっぷりと大きなサイズであるものの、ラグランスリーブのおかげで、それほど「大きすぎる」印象はないと思います。

こちらは肩線のあるチェスターフィールドコート。
先程のものより、肩の印象が結構目立つように感じませんか?
これらの画像からわかるように、ラグランスリーブのコートの方がさまざまな体型の方にフィットするものだと考えています。
そのため、サイズに限りのある古着で探すなら、ラグランスリーブのコートをまずはおすすめします。
ウール100%など、天然素材のものを選ぶ
これは好き好きだと思いますが、個人的にはウール、カシミアなどの天然素材100%のものをおすすめします。
理由は上質さ。
ポリエステルやナイロン混紡のものもありますが、やはり一目見て「良いコートだな」と感じるのは天然素材100%のものだと感じます。
もちろん、ダッフルコートなどに代表されるようなメルトン生地のもので、化学繊維混紡のものも多くあるので、決して悪い訳ではないのですが、
せっかく選ぶなら、こだわっても良い部分だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、古着のコートの良さについて書いてきました。
私自身、お小遣いの中でやりくりしている身のため、どうしてもお金をかけずに揃えていきたい、と常に考えています。
その中でいろいろ失敗しながら、学んできたポイントなので、ぜひ参考にしていただければうれしいです。
以上です。ありがとうございました。