今回は、コンプレックスについて私の考えを書いていきます。
みなさん、コンプレックスに悩んでいませんか?
例えば見た目なら、
もう少し目が大きかったらいいのに
もっと背が高かったらいいのに
とか。
もちろん、見た目だけに限りませんよね。
もっと頭の回転が速くなればいいのに
もっとテキパキ動けたら
とか。
本当に考え始めると、いくつでもコンプレックスは思いつきませんか。
なのに、自分のいいところ、と言われると
なにがあったっけ?
と悩んでしまうもの。
そんなコンプレックス、解消できたら幸せになれそうじゃないですか?
今から私の意識しているポイントを紹介します。
といっても、何か自著を紹介するとか、アイテムを買うとか、そういう商材系ではないので安心してください。
コンプレックスを解消する方法は?
コンプレックスを受け入れること
コンプレックス解消の方法は「受け入れること」です。
それができりゃ苦労しねえよ!と思った方
その通りです。難しいんですよね。
例えば見た目、自分の顔にコンプレックスがあるなら
「自分はこういう顔なのだ」と
性格にコンプレックスがあるなら
「自分はこういう性格なのだ」と。
たったこれだけなんですよ。
でも、気をつけたいこともあります。
諦める、開き直る理由としてではない
それは、諦めるためでも、開き直るためでもない、ということ。
俺は背が低いから、モテないんだ
とか
私はこういう性格だから!直りません!
とか
諦める理由や、開き直る理由としてコンプレックスを考える、というわけではないということです。
ただ、受け入れることに集中する
そして、もうひとつ大事なポイントとして
「受け入れる」ことに集中すること。
どうしてもコンプレックスのことを考えると、それだけで気持ちは落ち込んでいきます。
自分を受け入れようとして
「自分はこういう顔だ、こういう顔だ!」なんて言い聞かせようものなら
「やっぱりブサイクだよな、全然ダメだ」
となるでしょうし
「私はテキパキ動けない人間なのだ」と思えば
「何やってもどんくさいよなあ」と落ち込んでしまうのは想像に難くないでしょう。
それだけ「受け入れる」ことは難しいですから、そこは全力で集中する必要があります。
例えば私の例
そんなお前はどうなのだ、と思われた方
私も実はコンプレックスの塊です。色々あります。
でも、コンプレックスになり得るものの中でも受け入れられているもの、そうでないものがあるな、と感じます。
例えば私は生まれつき障害があります。いわゆる肢体不自由者、というやつです。
昔から治療やリハビリをしていましたし、関係者の方は、少しでも良くなるように手を尽くしてくださいました。
ですが完治はしません。
簡単にいえば、筋肉が本来と違うところに力が入るため、骨は曲がり、歩き方がへんです。
他の人のように早く走ったりもできません。
でも、これに関しては、私自身あまりコンプレックスに感じないんですよね。
生まれた時からこの体ですし、出来ないこと、それが当たり前なんです。
変な歩き方だな、とはあまり思いません。
鏡を見たら思いますけども、普段歩いている時に、歩く姿を意識することはほぼありません。
自分の歩き方はこうだ、と自然とインプットされている感じです。
悔しいことや、しんどいことがないわけではないですが、「ま、この体の割によくやってるよな」と思います。卑下する気持ちもあまり湧きません。
自分の中で「この体であること」は「受け入れられている」のだと感じています。
ですが、自分の中で受け入れられていないことは、コンプレックスとして顔を出してきました。
例えば、服装のセンスに関しては
「変な着こなしじゃないだろうか」
「何を着たら普通になれるんだ」
と思っていましたし、
背が低いことについては
「なぜ平均身長に足りていないのか」
「さっき笑われた気がする…」
と感じることもありました。
今は以前と比べて「受け入れられて」いるので、あまりそういった感情になることはなくなりました。
「受け入れる」ためにすること
では、どうすれば「受け入れる」状態になれるのか
というところについて、私なりのやり方を紹介します。
①なぜ、コンプレックスなのか?を知る
例えば、「背が低いこと」がコンプレックスだとしましょう。
「背が低い」ことそれだけでコンプレックスになっているでしょうか?
きっと「背が低くて」できなかったことや叶わなかったことが隠れているはずです。
例えば、からかわれた、とかそれが原因で振られた、とか。
それがわかれば、「自分は本当はこうしたかったんだ、こうなりたかったんだな」
ということが分かります。
②今まで気付けなくてごめんね、と自分に謝る
それがわかったら次のポイント
「そうかそれか、自分は本当はこうなりたかったんだな、気づけてなくてごめんね」
と自分に謝ってください。嫌ですよね、わかります。
感情を表に出すことはあまり美徳とされないですが、「モテたい」とか「賢くなりたい」とか「可愛く、格好良くなりたい」そういう欲求を持つことは決して悪いことではないんです。
今まで、自分のその気持ちに目を向けていなかったことの方が良くないことだと思ってください。
「自分は本当はこんなことを思っているダサいなやつなんだな、」と、ダサい自分の存在を知ってください。
③したい、なりたい事に対して「出来ること」は?
さて、②まで来れれば、ほぼ「受け入れる」ことは出来ていると思います。
ここまできてようやく「どう変えるか」の話になります。
コンプレックスには変えられるもの、そうでないものがあります。
例えば、「本当はモテたいんだ!」と思ったとしましょう。
でと、身長は伸ばせませんし、顔のパーツは放っておいても変わりません。
ですが、例えば笑顔の作り方や、振る舞いは変えることができます。
そうやって、「自分の持っているカードの中で勝負する」戦い方を変えるのです。
自分と向き合わないと、失敗する
例えば、「モテたい」という気持ちがあったとして
ファッションを磨けばモテるはずだ!
とか
筋トレをすればモテるはずだ!
と思って色々とやってみたものの、結果が出ない
ということは往々にしてあるものです。
そういう時は、自分の努力の方向が違っている場合があります。
ダサくてもモテている人はいるし、ガリガリでもモテている人はいます。
そういった人は自分と何が違うのだろう、自分に足りないものは何なんだろう?
ときっちりと自分と向き合ってみる
それをしないと思った結果は出にくいものです。
それでも、色々やってみることはよいこと
先ほどの話は、何もファッションに気を遣うのは意味がないとか、筋トレは不要、というわけではありません。
そういったことを通して自信に、成功体験に繋がることもあるでしょう。
私自身ファッションを好きになって良かったと思っています。
なので、結果が出なくても、自分が悪いと決めつけるのではなく、「じゃあ次は違う方法でやってみよう」
そういう視点が大事になると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、自分のコンプレックスとの付き合い方について、書いてきました。
人それぞれ向き合い方があって、どのやり方が正しいとか、自分に合っているか、というのはあると思います。
ですが、結局のところ「受け入れる」ことにつながるのではないかな、と思っています。
今回はわかりやすく「モテ」を題材にすることが多かったですが、この部分はもちろんなんでもOKです。
何かひとつでも参考になっていれば嬉しいです。
以上です。ありがとうございました。