今回は、スーツについて書いていきます。
私は常日頃から、ブログでもスーツだ!クラシックスタイルだ!ということを提案していますが、
現代においては、私のような装いをする方がマイノリティであることを自覚しています。
なので、今回は少し趣向を変えて、あえて「作業着」としてのスーツはどういったものを選ぶと良いだろうか、というところについて考えていきたいと思います。
作業着とはいえ、普通だと面白くない
作業着として考えるなら、ユニクロやGUといったファストファッションのものや、格安で買うことのできるスーツで十分じゃないか
という気持ちはわかります。
ですが、それだと服好きとしては面白くありません。
なので、今回はそういったものは選択肢から外したいと思います。
作業着としての素材選び
上質な生地は不要
作業着、ということで考えれば、例えばスーパー120'sのような上質な生地は不要でしょう。
どこかに引っ掛けてしまったり、擦れてダメージを負ってしまったりすると、元も子もありません。
そうして考えると、やはり代表的な作業着の素材は、「コットン」だと思います。
丈夫で洗えて、シワも気になりにくい。
ガシガシ着れる素材です。
もちろん、ウール素材の中でも、「ギャバジン」であったり、「ツイル(綾織)」のような耐久性に優れた生地がありますが、なかなか巷で見かけることは少ないです。
そういったところからも、手に入れやすさを考えれば「コットン素材」は狙い目だと思います。
仕立ては良いに越したことはないが…
仕立てについては、テーラードの構築的な仕立てであることは必須ではないのかな、と感じます。
可能であれば、そのほうが良いですが
デメリットとしては、動きにくさやメンテナンスの難しさが挙げられます。
構築的であることは、袖周りの動かしやすさが制限されます。
また、良いものであればあるほど自宅での洗濯は難しくなります。形を保つための毛芯がしっかりと使われていますので。
そういった点を考えると、「作業着」として割り切るのであれば、ある程度簡素化された造りのものでも良いのかもしれません。
それらを踏まえて、どういったものが良いか
今までの話を踏まえて、私ならどういったものを選ぶのか、というところですが、
オーダーするよりも、既製品のほうが雰囲気は近いのかな、と感じますね。
ENGINEERED GARMENTS
https://onlinestore.nepenthes.co.jp/
例えば、ENGINEERED GARMENTS
のカジュアルなジャケット、
セットアップの展開ではないものもありますが、別素材のものを合わせても素敵ではないでしょうか。
過去に私も持っていましたが、ラフなスタイルに少しカチッとした雰囲気があって、アメリカらしい雰囲気が格好良かったですね。
その当時はかなりタイトに着ていたので、今のスタイルとは少し違いますが、機会があればまた手にしてみたいです。
MARGARET HOWELL

https://www.margarethowell.jp/
もうひとつ、私が好きなブランドのマーガレットハウエル。
イギリスの空気感にリラックスした雰囲気が合わさったスタイル。
休日にさらりと着ても格好いい合わせ方だと思います。
こういったなんとも気取らないスタイルが得意なブランドですので、まさに「作業着」としてうってつけだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、あえてスーツを「作業着」として捉え、私好みの選択をしてみました。
もちろん他にも素敵なブランドがあると思いますし、もし、ここがいいよ!という方がいらっしゃったら、ぜひコメントで教えていただきたいです。
以上です。ありがとうございました。