今回は、ハミルトンの時計について書いていきます。
私のブログ記事の中で、時計に関するものは珍しいですね。
それは単純に、私の持ち合わせている時計が少ない、またマニアックな知識があまりない
というところが大きいかもしれません。
ですが、そんな時計初心者の私が、これはクラシックスタイル、スーツスタイルに使える!というものを見つけたので紹介します。
ハミルトン

HPより。
ハミルトン。時計に詳しい方はもちろん、そこまで詳しくないよ、という方でも名前は聞いたことがあるブランドだと思います。
アメリカのブランドで、懐中時計がはじまり。
のちに、アメリカ軍のオフィシャルな時計の供給を担うようになったようです。
確かに、ドレスウォッチというよりは、ミリタリー色の強い時計の方が有名かもしれませんね。
「カーキ フィールド」なんかはファッションアイコンとして身につけている方をお見かけすることもあります。
そんなハミルトンの時計で、私が手に入れたのがこちら。
ハミルトン・ボルトン
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/
Boulton(ボルトン)というモデル。
クォーツ(電池式)のモデルになります。
こちらのボルトンは1940年ごろに発売されてから、80年近く、形を大きく変えることなくラインナップされ続けているものになります。
映画「インディージョーンズ」にも登場しているようですね。
スクエア(レクタンギュラー)型の時計といえば、個人的には、カルティエの「タンク」なんかが思い当たりますが、そういったものはもう少しカクカクしていて、知的でスタイリッシュな印象があります。
対してこちらのボルトンは少し丸みがかった柔らかな印象があります。
サイズ
サイズは27mm×32mm。
最近の一般的な時計の大きさが40mm前後ですから、かなり小ぶりなサイズだということがお分かりいただけでしょうか。
とはいえ、スクエア型の時計自体が小ぶりな傾向ですので、こちらの時計が特段小さいわけではないと思います。
ボルトンの良いところ
ヴィンテージ感のあるデザイン

やはり良い点としては、デザインのクラシックさ。
程よくカーブしていたり、角のないデザインは「クールな格好良さ」よりは「あたたかみ」を感じることができます。
また、全体的な雰囲気や小ぶりなサイズ感が、まるでヴィンテージの雰囲気のように感じられるため、スーツスタイルにはうってつけだと思います。
(現行は)クォーツがある
もちろん機械式の自動巻のムーブメントのものもあるものの、クォーツがメイン。
私自身、手巻きのヴィンテージ時計や機械式の時計に興味はあるものの、メンテナンスや防水性など、ビジネスでガンガン使うようなシーンでは、少し気を遣ってしまうところが気になります。
その点、現行のものは防水性もありますし、止まったら電池を入れ替えればよい、という精神的な楽さがあります。
そのため、汗をたくさんかく夏の季節や雨の時期などでも気兼ねなく使うことができます。
高級時計の中では安価な部類
どこからが高級か、というのは人それぞれ違いますが、一般的な考えとして、10万円以上の品物は、どんなものであっても高いと感じるのではないか、と思います。
例えば先述のカルティエのタンクなどは、定価で何十万、百万円を超えるものもあります。
対してこちらは10万円台と、まだ手の届きやすい価格。
高級な時計が欲しいけれど、何か似たようなデザインでお手軽なものを
と考える方にとっては選択肢になりうると思います。
クラシックスタイルにマッチする
先述と重なりますが、マッチする洋服としてはクラシックなスタイル。スーツやジャケパンといった装いに合わせると、自然と統一感が生まれます。
最近は大きなサイズが落ち着いてきたとはいえ、「小さめ」と言われる時計でも38mmや36mm程度。
33mmや30mmといったサイズ感の時計はなかなか見つかりません。
デザインは良いんだけれど、大きさが…と
なってしまう問題に対してのひとつの解になりうると思います。
ボルトンの気になるところ
ヴィンテージ時計と比べてしまう
デザイン的にもヴィンテージの時計を意識しているものの、やはり中身は現行。
それがメリットでもあるものの、やはりこだわる方からすれば、元になったその当時のものと比較してしまう気持ちはあります。
腕の太い男性の場合、バランスが難しい場合がある
私自身はかなり腕が細いので、ちょうどよい、と感じますが、
逆に腕周りが太めの方がつけてしまうと、時計がコンパクトになりすぎてしまい、洋服とのバランスが難しいと感じてしまうこともあるかと。
とはいえ、いわゆるクラシックスタイルがお好きな方であれば、小ぶりな時計に慣れていらっしゃるので違和感は少ないかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はハミルトンのボルトンを紹介しました。
私自身、まずはスーツやシャツ、革靴を集めたい!という気持ちがあり、
なかなか時計までお金が回っていかなかったので、普段は安価なシンプルな時計をつけることが多かったです。
ですが、やはり高価な時計というのはデザインや仕上げなど、細かな部分で「あ、良い雰囲気だ」と感じさせてくれる力があるな、と感じました。
これは時計に限らず、スーツや革靴でも同じことが言えますね。
やはり、装い全体のバランスを取ることの大切さを教えてくれた時計でもあります。
クラシックな雰囲気がお好きで、かつ日常的にガンガン使いたい!でも巻き上げは面倒だ
と考えている方は、ぜひ候補に入れてみてください。
以上です。ありがとうございました。

