今回は、ワードローブについて書いていきます。
服好きの宿命とも言うべきワードローブ問題。
欲しいものは無限に湧いてくるのに、ご自身のクローゼットのスペースには限りがあります。
もはやクローゼットの容量の範疇を飛び越えて、床や壁、いたるところに洋服を積み上げている、そんな方もいらっしゃるかもしれません。
また、金銭的に余裕のある方であれば、クリーニング店の長期保管サービスを利用したり、自宅とは別に収納スペースをレンタルしている、そういったことも考えられますよね。
私も日々、自宅のスペースを以下に増殖するか、有効活用するかを考えますが、ひとりの家ではありませんので、スペース的にも、金銭的にもどうしても限界というものは来てしまいます。
さて、そうやってほしいものを集めていった先に終わりはあるのか考えたことはありますでしょうか?
どのような状態が「最終地点」となるのかを考えたことはありますでしょうか?
私も今から、書きながら考えていきますので、よければご一緒にお付き合いください。
「理想」のワードローブ
私にとって理想のワードローブは
「毎日を楽しく過ごせる洋服があること」
お気に入りのスーツやシャツ、ネクタイ、時計、革靴、カバン。
そういったものがクローゼットの中にある状態が理想ですね。
「今日は何を着ようかな」と色々吟味している時間が至福の時になるような、そんなワードローブにしたいな、と思います。
なので、反対に、「これはここがこうだったら…」と思うようなものがない状態とも言えますね。
みなさんはいかがでしょうか。私と似たような考えの方もいらっしゃるかもしれません。
逆に全く違う理想を掲げられた方は、ぜひ教えてください。
「理想のワードローブ」を作るために必要なこと
自分の気持ちに正直になる
意外とワードローブを組み立てるにあたって、良くも悪く影響されることとしては「他人の意見」ではないでしょうか。
例えば洋服屋さんに行ったとき、店員さんから「お似合いですよ」とか「これ最近流行りなんです」というふうに声を掛けられることがありますよね。
その時に、買おうか迷っている背中を押す一言になることもあれば、
「いや、あんまり好みじゃないんだけど…でも流行っているのか、よし、買おうか」
ということもあり得ます。
前者であれば問題ありませんが、後者であれば、あまり良いとは思いません。
はじめのうちは流行もあり、気に入って着ていたものの、少し経つとやっぱり自分の好みに合わず手放してしまう
という経験をされた方も少なくないはずです。
色々知識をつけたい!これから自分に似合う洋服を探していきたい!という場合には、それも経験のひとつとして大事なことです。
ですが、これからはワードローブを積み上げていくんだ!という段階においては、自分の気持ちに正直になるほうが良いと考えています。
「値段」で判断するのをやめる
もう一つ意識したいことは、「値段」。
特にメルカリなどのフリマサイトでの買い物に注意が必要です。
どれにしようか、迷った時に、こちらのほうが安いし、こっちにしよう
と値段を基準にするのはおすすめできません。
これは私の例なので、みなさんは違うかもしれませんが、そのモノに対する扱いは「値段なり」のものになる傾向が強いです。
新品で10万円するコートAと、古着で2万円で買えるコートB
どちらも同じようなアイテムだったとしても、やはり自分が出したお金以上に大事にすることは、なかなか簡単にできるものではありません。
もし、「本当はAが欲しいけれど、お金がないのでBにした」
そういった妥協は後々必ず効いてきます。
そうして買ったものが10年後、20年後のワードローブに残る可能性は少ないです。
まずは普遍的なアイテムを揃える
個性的なアイテムは、そのものの魅力は大きいですが、
やはり他のアイテムとの合わせやすさ、流行に左右されるものも多いです。
対してベーシックなアイテムは、インパクトは少ないものの、どんなアイテムとも合わせられる、時代が変わっても着続けられるものが多くなります。
もちろん、そういったものばかりだと、少し味気ないと感じることもあるので、
「たまの外し」として個性的なアイテムを持っておくこと自体は必要だと思います。
私自身、アイテム自体の魅力に惹かれて購入したものもありますが、そういったものは合わせられるシーンも限定されるので、
「今日はこの服は着れないな、どうしようかな」と悩んでしまうこともしばしばあるので、これは本当に痛感しています。
私がこれから揃えたいアイテム
アウター
・ツイードのコート
まずはツイードのコードですね。
着丈のたっぷりと長いものがいいです。
過去に細身のハーフ丈のものは持っていましたが、トレンド感が強く手放してしまいました。
・カシミアのコート
ツイードと合わせて、カシミアのコートもいずれは欲しいなと。
老いた時に似合うようなものがいいです。
ラグランでこちらもたっぷりと余裕のあるものを探しています。
なかなか着丈の長いものは少ないんですよね。
スーツ、ジャケット
・シンプルなネイビー、グレーのスーツ
どこにでも着ていけるような無地のスーツ。
私もここ数年、ようやくシンプルなスーツの良さがわかってきましたが、
過去に所有したスーツは、オーダーも含め、何か柄が入っていたり、生地が特殊だったりと、使い所が限られるものが多くありました。
なので、本当にビジネスシーンでカチッと決められるような、そんなスーツが欲しいです。
・ツイードジャケット
ジャケットで欲しいものは、ツイードジャケット。コートと同じです。
古着のものは時代感を感じるものが多く、どうもしっくりきませんでした。
なので、できれば誂えたいですね。
田舎に住んでいますので、冬に気軽にサッと羽織って出かけたいですね。
スラックス
・無地のグレースラックス
意外と持っていないんですよね。
柄のはいったものはあるんですが
ジャケパンで合わせたいときに、「無い!」
となってしまいます。
スラックス選びでよくありがちなのが、「柄」の入ったものを選ぶこと。
ウインドウペンやストライプなど、柄の入ったものは、目は引くものの使いづらい。
昔はそういったものを集めてしまっていました。
やはり柄はジャケットやシャツに任せたほうが良いですね。
靴
・黒のセミブローグ
黒の靴って意外と後回しになるというか、茶靴の種類が多すぎて、お金が回りません。
スーツスタイルやジャケパンに合わせられるような黒のセミブローグは一足持っておきたいです。
・ブラウンの革靴
セミブローグ、ウィングチップ、ローファー
ライトブラウンからダークブラウンまで、選びきれません。
いくつあっても欲しくなってしまう、唯一終わりがないアイテムかもしれません。
バッグ
・ブラウンのブリーフケース
今や革のカバン自体、絶滅危惧種ですが、やはり格好いい。
金具で留めるタイプのブリーフケース、いつか欲しいものです。
時計
・ヴィンテージの手巻き時計
今はまだどこのものか決めていませんが、ヴィンテージの手巻き時計が欲しいです。
英国のスミスなんかいいですよね。
昔HARKさんのお店で見かけた時に、惹かれたものの断念した記憶があります。
今は再度チャレンジしたい気持ちです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、理想のワードローブについて書いてきました。
まだまだ書ききれていないのですが、どこまででも深掘りできてしまうので、一旦区切りをつけたいと思います。
みなさんはどんなワードローブが理想ですか?
また、コメントなどで教えていただけたら嬉しいです。
以上です。ありがとうございました。