
今回はスーツについて考えていきます。
どんどんとビジネスの服装がカジュアル化してきて、私の知るところでも、この10年ほどの間に、クールビズが浸透し、ポロシャツもOK、はたまた年中ネクタイをつけなくても良い
というような職場が増えてきていると感じます。
そうなってくると、スーツってもはや不要なのでは?と考えることがあります。
今回はそのことについて、私の思う考えを紹介します。
スーツはオワコンか
一部の人だけが楽しむものになってきている
スーツはもはや着せられるもの、ではなくなってきました。
そのため、俺はスーツが着たいんだ!という人が「あえて着るもの」に変化してきていると思います。
統計的に何かデータを取ったわけではありませんが、体感的に、吊るしのロープライスなスーツはあまり売れなくなり、オーダーで注文される方が増えてくるのではないか、と感じます。
また、価格も両極端になり、着潰して行く人は安いもの、好きな人は高いもの
と二分化が進むのではないかな、と思っています。
今の感覚でいうところの着物、の立ち位置に近づいていくのかなと。
いち「ファッションアイテム」になっている
先述の「あえて着る」人の中でも、タイプが分かれてきているような気がします。
現在のトレンドが「クラシック回帰」に向いていることもあり、ジャケットって格好いいよね、なんかスーツって良いな
という人が手に取ることが多いのかな、と感じます。
もうひとつは、「着こなし」において、スーツの文化におけるイタリアの流れが依然として強くあるので、「着崩す」という方向に着こなしのベクトルが向いているような気がします。
少し前に話題になった「オシャレ王決定戦」だったかでも、そのように「いちファッションとして」着る人が増えているのだろうな、と感じています。
冠婚葬祭ではまだ出番がある
着物もそうですが、スーツもやはり、冠婚葬祭のシーンでは欠かせないもの。
結婚式にきて、スーツ以外の方を見ることはまずありません。
そういったところから「フォーマルシーン」における需要はまだまだありそうです。
スーツはまだまだ無くならない、けれど
「クラシックスタイル」としてのスーツが少なくなっている
私個人としては悲しく思うことは、「クラシックスタイル」としてのスーツはどんどんとなくなっていってしまうのだろう、ということ。
スーツの本場であるイギリスでさえも、革靴の需要は少なくなり、バックパック(リュック)を持つビジネスマンが増えている、ということを耳にしたことがあります。
実際にイギリスに赴いたことはないので、あくまで真偽のほどはわかりません。
ですが、Instagramなどの投稿を見ていると、「昔ながらの」クラシックなスーツ
を着ている外国の方は少ないように思います。
もしかすると、そのような本格的な紳士道を行く方はSNSなんてやっていないだけかもしれませんが…
やはり少し淋しく感じてしまいますね。
これからのスーツのゆくえ
安価なスーツはどんどんなくなる
これからは、ツーパンツ、いくら!というような安価なスーツはどんどんと減っていくだろうと思います。
成人式の時やリクルートの時にしか着られなくなるのではないかな、と感じています。
いくら高機能、洗える、などの機能面を全面に押し出したとしても、そもそも「作業着」の域を越えてきません。
そうすると、「楽しんで着る」わけではないので、社会が変われば淘汰されていくと思います。
イタリアスタイルのビスポーク(オーダー)が主流に?
これからのスーツを考えた時に、生き残っていくのは、イタリアの各地方のスタイルを継いだビスポーク(オーダー)が主流になるのだろうな、と感じます。
やはり日本のメンズのトレンドを作るのはイタリア。
職人さんも、イタリアで修行されてきた方の方が多くいらっしゃると思います。
そのため、柔らかい仕立てのビスポーク(手縫いなど)のものが主流になっていくのだろうな、と感じています。
往年のの着こなしを追い求める方もいる
私の最近知ったのですが、中には1930年代ごろのスーツ黄金期といわれるころの着こなしを追い求める方がいらっしゃるようです。

強めのパッドに高めのボタン、今見るとかなり特徴的な雰囲気だと思います。
このように、過去の時代をモデルとした装いというのはお好きな方もいらっしゃると思うので、いち文化として残っていくのだろうな、と思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はスーツの今後について、私の考えを書いてきました。
スーツを着る人はこれからどんどんと減ってくると思います。
ですが、細くなりながらも、まだまだ長く続いていくのではないかな、とも思います。
みなさんはどう思われますか?
以上です。ありがとうございました。