今回は、ファッションのことを考えると、必ず一度はぶち当たる壁、「顔」について書いていきます。
みなさん、ご自身の顔(顔立ち)ってお好きですか?
私は30を超えてから、最近になってようやく
ちょっとはマシかな…と思うようになってきました。
ですが、学生の頃を思い返してみると、好きなところは全くなく、パーツ(部位)に関しても、これは人に負けない!
というような部分は皆無でした。
正直なところ、主語は大きくなりますが日本人の方で自分のことが大好きだ、という人はあまり多くはないのではないかな、と感じています。
もしそうだとすれば、きっとこれから書くことについて、同じように感じる人もいるかもしれません。
ファッションは顔が全て
これは古くから使われている言葉ですが
「ファッションは顔が全て」
という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
また、3人の男性の写真の下に、洋服の価格が書かれていて、外国人の方が一番安価で格好いい
という画像や
イケメンとおじさんの顔を入れ替えたコーディネートの画像は有名ですよね。
いくら洋服に高いお金をかけてもやっぱり元々素材なんだな…
と思った方もいらっしゃると思います。
確かにこれは紛れもない事実で、同じ洋服を着ているのに、見え方が全く違う
というのは、ファッションではままある話ですよね。
私もこの意見には一理あると思っています。
コーディネートを考える上で、自分を知ることは大切
なので、私はファッション、コーディネートを考える上で「自分の顔や体型を踏まえて」組んでいくことは、大切なことだと思っています。
例えば、パリコレに出てくるモデルさんやピッティウオモに出てくるイタリアの方などと、全く同じように洋服を着たとして
「周りからの自分がその人と同じように見えているのか?」
という視点を持っておくことは、とても大事だと思います。
おそらく、顔立ちも体型も全く異なると思いますので、相手に与える印象もまた、全く違うものになっているはずです。
顔や体型は、歳とともに落ちてくる
とはいえ、もうひとつの側面も忘れてはいけません。
それは「加齢」
いくら甘いマスク、恵まれた体型を持っていたとしても、それは次第に変化してきます。
もちろん中には歳を重ねてより格好良くなる方もいらっしゃいますが、それはほんの一握り。
ほとんどの方が「落ちる」方向になっていくと思います。
そうなると、若い時には似合っていたものが、次第に似合わなくなってくる、という現象が起こり得ます。
30代を超えると「顔」の勝負ではなくなる
つまり、30代、40代、と歳を重ねるにつれて、
今まで劣勢に立たされていた側にもチャンスがめぐってくることがあります。
それが、ファッションの面白いところ。
もちろん周りと同様に自分自身も「老いて」いくわけですが、その時に蓄えておくことで、あとから花が開く可能性があります。
「普遍的なクラシックスタイル」のすすめ
それが、クラシックスタイル。
昔からある、変わらないものを少しずつ集めておくことです。
例えば、無地のネイビーのジャケットや

ベージュのステンカラーコート

このような、単体では地味で目立たない
ともするとおじさん臭い
こういったアイテムをせっせと集めることをおすすめします。
トレンド真っ盛りの、キラキラ輝いてみえるアイテムが似合う人を羨ましく感じる
その気持ちをバネに、
自分はこれから花開くんだ!
こういう顔に生まれたからには、40になった時に格好いいおじになってやる!
という気持ちで、こちらの世界にぜひ飛び込んでみていただきたいと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ファッションは顔が全て、という言葉に対する私の考えを書いてきました。
実際に、私はクラシックなスタイルの方に舵を切ったことで、ようやく
トレンドから一歩引いた視点で、「これからもずっと使い続けていけるもの」
に目を向けることができるようになりました。
なので、実際にやってみないと、変わらないものの良さがわからない
ということの難しさも少しはわかっているつもりです。
ですが、私はこの言葉自体に誤りがある、とまでは思いませんが
ファッションは顔だけで片付いてしまうほど単純ではないんだ
ということをお伝えしたいです。
この考えになったからこそ、自分自身のことが好きになることができるきっかけになりましたし
洋服ってこういう楽しみ方もあるんだ!
という「長く付き合う」ことの良さに気付く事ができました。
なので、もし私と同じように、自分は顔が悪いから、何を着ても一緒なんだ…
と思う方がいたとしたら、はじめの一歩を踏み出していただけたらとても嬉しいです。
以上です。ありがとうございました。