田舎暮らしでクラシック。

30代から始める一生もののワードローブ作り

スーツはなで肩のほうが似合うのか

今回は、スーツ、主にジャケットについて書いていきます。

 

スーツ姿を見て

格好いい!と思う着こなし

古臭い…と思う着こなし

それぞれ何が違うのだろうか?と考えたことはありますか?

 

私は、その要因のひとつは「肩」にあるのではないかな、と思っています。

 

今回はそのことについて考えていきたいと思います。

 

スーツはなで肩のほうが似合う?

私は結構なで肩です。

しかも、いわゆる巻き肩でストレートネック。

スマホやPCの触り過ぎで、横から見ると

首だけ「ニュッ」と前に出ています。

頑張って治そうとしていますが、気を抜くとダメですね。

 

さて、そんな私ですが、昔は「なで肩だから洋服が似合わない」なんて言われていました。

確かに、痩せていてヒョロっとしているので、余計に頼りなく見えてしまっていたんだろうな、と思います。

 

ですが、スーツスタイルを色々と調べていくと、どうも「なで肩」のほうがスーツが似合う

ということを良く耳にしました。

 

お店に行っても、なで肩なのでシワもなくてバッチリですね!

と言われたり。

「あれ?本当のところどっちなんだ?」と迷ってしまうこともありました。

 

現代のスーツはイタリア寄り

このように感じる要因の一つが、スーツスタイルの変化だと思います。

昔のバブル期の頃のスーツは肩パッドがしっかりと(過剰に)入って、ダボッとしたゆとり感のあるものが多くありました。

 

肩周りが地面と水平になるくらいまっすぐな感じ。

そういったスーツを未だに着ている方は、やはり年配の方が多く、そこが「古臭い」と思う要因になっていると思います。

 

逆に、今の日本のスーツスタイルはイタリア(といっても色々ありますが)スタイルがメイン。

例えばナポリスタイルであれば、パッドのないアンコンジャケットのスタイルがよく見られます。

特にビスポークなどのフルオーダーの仕立てでは、首から肩にかけて、山の斜面のように急な傾斜になっていると感じるものもあります。

 

昔のスーツとは名前は同じでも雰囲気は全く異なります。

 

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例えば、こちらのジャケットのスタイルはそれぞれ少し異なります。

上の方が、先述のナポリのスタイル

下の方が、比較的肩パッドのしっかり入ったスタイル

です。

私自身が結構ななで肩のため、下の写真くらいしっかりとパッドを入れても違和感は少ないかも知れませんが、肩周りをみていただくと、魅せたい方向性に違いがあるのがお分かりでしょうか。

 

これはどちらが正解!というわけではなくなんとなく違いがあるよ、というのが伝われば嬉しいです。

 

スーツについては、「なで肩」のほうが綺麗に見える 

ここまで、色々と書いてきましたが、

やはり現代において、スーツはなで肩のほうが綺麗に見える、というのはあると思います。

もちろん、昔の映画の俳優さんなどで、がっちりしたスーツを着こなしている方もたくさんいらっしゃるのは事実です。

 

ですが、現代の私たちと比べて、顔立ちも違いますし、体つきもがっちりした方が多いです。

そのため、スーツだけをそのまま真似をしたとしても、やはり少し浮いてしまうと思っています。

 

古着でスーツやジャケットを買うときは肩に注意

ここで、よくやってしまいがちな失敗について書いていきます。

古着でジャケットやスーツを買うときに、安いから、といって昔のものに手を出すときには注意が必要です。

 

特に日本のものであれば、価格は安いのですが

よく確認しないと、本当に肩パッドがガチガチに入っていて、ダボッとした雰囲気のものが多い。

 

肩パッドをお直しやさんで抜いたとしても、元々のシルエットが「肩パッドありき」

のため、綺麗なシルエットにはなりません。

 

私も何度も失敗をしてきて、お金をドブに捨ててきました。

「何がいけないんだろうか」

と悩んだことがありましたが、やはりそこは時代による肩周りの違いが大きかったと思います。

 

肩パッド自体が悪いわけではない

ここで間違えて欲しくないのが

肩パッドが悪いわけではないということ。

 

イタリアのスタイルである、アンコンジャケットのようなパッドの薄いものは、確かになで肩に見えやすく、自然な雰囲気がします。

ですが、同時に「肩が小さくなりすぎ」て顔が大きく見えます。

 

たまに顔がものすごく大きく見える人がいますが、単純な顔の大きさ以上に、

「肩が狭くて相対的に大きく見えている」方が多いです。

 

これを意識して、ネットで画像を見ていただければわかりますが、

コンパクトなスーツゆえに顔が浮いて見える方も多くいらっしゃる、ということがわかっていただけるのではないかと思います。

 

なので、私としてはパッドの有無よりも綺麗な肩周りに見えるかどうか、を意識していただけたらと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、スーツとなで肩について書いてきました。

私はスーツはイタリアのスタイルもブリティッシュなスタイルもどちらも好きです。

昨年オーダーした、サルトリアラファニエロさんの柔らかなスーツもとても好きですし、構築的なスーツもとても好きです。

 

どちらが良いか、はそれぞれの好みなので、ご自身の好きなほうを選んでいただけたら良いのかな、と思います。

ですが、どちらにせよ「肩を落としすぎたり」「パッドを入れすぎたり」して不自然な肩周りにならないよう、意識をする必要があると思います。

以上です。ありがとうございました。