今回は、コットンスーツについて書いていきます。
そもそも、「コットンスーツ」
と言われてピンとくる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
おそらく、分かるよ!という方は結構スーツにお詳しい方だと思います。
でも、もう持っているよ!という方は意外と少ないんじゃないでしょうか。
今回は、そんな少しニッチなところを書いていきたいと思います。
そもそも、「コットンスーツ」って?
まずは、コットンスーツについてです。
読んで字のごとく、「コットン(綿)」素材でできたスーツのこと。
いわゆるスーツの生地の定番といえば、ウール。
安価なものになると、ポリエステルになります。
なので、コットンでできたスーツ、というのは、フォーマルなスーツ屋さんというよりは、
ファッションとして楽しむ、セレクトショップなんかのほうが取り扱いは多いと思います。
良くある色味はアースカラー

BEAMSより。
そして、コットンスーツとして良くあるのが、 ベージュ、カーキ、ブラウンといったアースカラー。
カジュアルな場面で着ることが多いこと
また、独特のシワ感などが感じられるため、ガチガチのスーツのような色味である、ダークグレーやダークネイビーなどはあまり見かけません。
"グレー"のコットンスーツ、作ってみた

さて、そんなコットンスーツですが、実は私はオーダーで作ったものを所有しています。
サルトリアラファニエロさんでオーダーしたもので、
「ビジネスでも使えそうな、ちょっと変わったものが欲しいな」
という気持ちからお願いしたものです。
詳細のディテールなどは、レビュー記事をご覧いただけたらと思いますが、
380gほどあるかなりしっかりとした綾織の生地。

「これならスーツにいけるだろう」と思って選びました。
実際に、ビジネスで着てみて感じたことを正直に書いていきたいと思います。
ビジネスではめちゃくちゃ浮く!
正直なところ、ビジネスシーンで使うとしたら、めちゃくちゃ浮きます。
コットンスーツ特有のシワ感はやはりウールとは全く違うもの。
いくらグレーだと言ってもパット見て「普通じゃない」感は誰でも感じると思います。
加えて、光沢が強い。
すごい「ヌメッ」とした煌びやかさがあります。
それ自体はものすごく好きなんですが、周りが「スーツ?なにそれ美味しいの?」状態の中で、独り変わったスーツを着ていると、「なんかすごいっすね。」
となります。
「単品使い」できません!
もうひとつは、スーツあるあるですが、やはり単品使いは難しい。
ジャケットだけを着る、スラックスだけを合わせる、ベストだけ合わせる…
そういう単品使いは正直かなり難易度が高い。

やらないことはないけれど…
同じコットン素材のネイビースラックスと合わせて、
ジャケパンのように使うこともありますが、まあほぼやらないですね。
素材感が違う
やはりその難しさは素材感にあります。
ウールと違う質感のコットンで、スーツとして仕立てられたもの。
いくらナポリスタイルの柔らかな仕立てと言えども、相性が違いますね。
グレーのジャケット自体難しい
もうひとつはグレーという色味。
やはり個人的には、スーツ向き、もしくはスラックス向きだと思います。
ジャケットだとあまりうまく合わせられる自信がない、というのも理由のひとつです。
カチッとしたい、カジュアルスーツとしては最高

ここまで、グレーのコットンスーツって微妙…
というような印象を持たれた方、すみません。
色々と書いてきましたが、個人的にはとても気に入っているんです。
それは、「休日のスーツ」としての楽しみ。
私のような人間であれば、「休日でもスーツが着たい!」と思います。
たまにありますよね?
とはいえ、休みの日にスーツを着てるだけで、「今日は仕事かい?大変だねぇ」
となってしまうのが玉に瑕。
そういう時に、例えば
ベストなしのツーピースで、ノーネクタイで合わせる
とか
スリーピースだけどローファーで
といった、「少し砕けた」スタイルにはもってこい。
グレーの色味なので、カジュアルになりすぎず、ちょっと良いレストランなんかもそのまま全然いけてしまう、そういう使い勝手の良さがあります。
なので、「グレーのコットンスーツ」を着られる方、というのは
ビジネススーツはもう揃っている。
パーティーやカジュアルシーンでも映えるスーツを。
という方向けなのかな、と個人的に感じますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、"グレー"のコットンスーツについて書いてきました。
実際私はワードローブはまだまだ揃っていなくて、全然普通に仕事にも着ていっています。浮きますが…
私のような人は、やっぱりまずは王道の「ウール素材」のものを揃えたほうが、ビジネスシーンでは活用しやすいと思います。
ですが、コットンスーツならではの経年変化を楽しめるところや、少し肩の力を抜いて着れるところは大変気に入っていて、東さんにお願いしてよかったな
そう感じています。
もし、これからスーツを作ろうかな!という方がいらっしゃったら、この経験が参考になってくれたら嬉しく思います。
以上です。ありがとうございました。