今回は、革靴の選び方について書いていきます。
先日から、「革靴離れ」のニュースがSNSの中で話題となっています。(私の観測範囲において)
革靴はスニーカーに比べて、「硬い、痛い、疲れる」
といった理由から、どんどん履く人が減ってきていると。
革靴がどんどん嗜好品になっている、という内容だったと記憶していますが、
色々と思うところはあるものの、「まあそれは一理あるよな」とも納得してしまう自分がいます。
今回は、一旦そのことは脇に置いておいて、
「とはいえ、まだまだ新米のうちは革靴履かないといけないよ!」
という人に向けて、私なりの革靴の選び方を紹介したいと思います。
靴の事なら、「靴のプロ」に聞け
もしも、革靴に限らず、靴のことで悩みがあるなら、まずこの人のブログを読むことをおすすめします。
シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ
https://shoesmaster-komatsu.com/
シューフィッターの佐藤靖青さんのブログ。
私もいつもお世話になっていますが、検索で気になることを調べれば、何かしらヒットするのがすごい。
「あの靴のレビューはどうかな?」
「こういう時の靴選びは?」
と何か調べ物をしたいときは、まず佐藤さんのブログを読めば間違いないと思います。
まあここで佐藤さんの紹介で終わり!というわけにもいきませんので、そこを踏まえたうえで、私が「実際選んで良かった」ものを紹介したいと思います。
COLE HAANのオックスフォード

画像はコールハーンの公式サイトより。
まず1つ目に挙げたいのがこちら。
COLE HAAN(コールハーン)の革靴。
なかでも「オックスフォード」のラインは見た目はもう革靴です。
ですが、コールハーン自体、元々ナイキの傘下にあったこともあり、ラインにもよりますがソールはスニーカーそのもの。
もちろん履き心地も革靴とは思えない履きやすさ。
スニーカーのソールなので走れます。
しかも、アウトレット(店舗、オンライン)に関しては、サイズが合えば2万円でお釣りが来ます。
靴として見れば高いですが、本格的な革靴となれば、3万円はかかってきてしまいます。
リーガルとかスコッチグレインやマドラスといった、革靴メーカーのものも悪くはありませんが、履き心地はスニーカーとは全く違うもの。
今の若い方からすると、スニーカーに慣れきってしまっていますから、
価格的にも、履き心地的にも本格的な革靴ははじめの一歩としては難しいと思います。
その点、コールハーンの靴であればスニーカーに近い履き心地と、そこまで高くない価格帯ということもあって、手を出しやすいのではないかな、と思います。
スコッチグレインのアウトレット

これは私物の10年選手のスコッチグレイン。
日本を代表する本格革靴のブランドです。
アウトレットで購入し、10年以上履いています。
同じようなブランドでREGAL(リーガル)がありますが、そちらと比べると、気持ち細め。
最近の若い方はどんどん足が細く、薄く(かかとも小さく)なってきているようです。
REGALも悪くはありませんが、昔の人向けに少し大きめの木型の印象があります。
そう考えると、どちらかと言うとスコッチグレインかな、と贔屓目もあり、そう思います。
とはいえ、これは日本のブランド全体に言えることですが、かかとが特に大きい。甲も細くて「E」。(私はBくらいだと思います。英語が大きいほど広めのイメージ。)
今の若い方にとっては、どのサイズであっても「ブカブカ」する感覚は否めないかもしれません。
2万円以下は地雷と思え
もし、革靴を探しに行って、お手頃なものを見つけたい!という気持ちだとすれば、2万円以下のものは正直おすすめできません。
(本音をいえば3万円くらいですが…)
それならGUのものを履き潰す方がマシだと思います。
革質や造りなどで「買ってよかった」と思うものは先ほど紹介したもの以外では、ほぼ皆無ではないかな、と思います。
合皮は硬く、なじまず、蒸れる
そして、2万円のハードルとして出てくるのは「合皮」。反対は「本革」
合皮はポリウレタンや塩ビなので、履いているうちにボロボロになりますし、硬くて蒸れる。
毎日同じ物を履いていて「くっさぁ」と思ったことはありませんか?
スニーカーなんかでも同じように化学繊維でできているものが多いので、臭います。
本革も色々あるにはあるのですが、合皮とは全く違うものなので、そこは意識して避けた方が良いかと思います。
サイズは気持ち、小さめを
最後に、サイズについてですが、今履いているスニーカーのサイズよりも0.5cm〜1cm小さめを選ぶ
というのが革靴選びのコツとして良く言われます。
これは、「沈み込み」とか「馴染むと伸びる」という革の性質や靴のつくりに由来するものと良く言われます。
私もあながち間違いではないと思っています。
靴紐をほどかずにズボズボ履けるサイズは「大きいんだ」ということをまず理解する必要があります。
靴が大きいと中で足が当たって痛いですし
余計に汗をかいて蒸れます。
履いた瞬間から痛い、というようなサイズを無理して履く必要はありませんが、普段よりも小さめでもいいんだ、という気持ちを持っておかないと、
平気で店員さんはデカいサイズを勧めてきます。履けないより履けるほうが売れるので。
気をつけてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、新入社員の方向けに革靴の選び方を書いてきました。
革靴ってハマると面白くて、革の経年変化を楽しんだり、スニーカーよりも歩きやすい、と感じるものまであるのは事実。
でも、その楽しみってある程度革靴に慣れてこないと難しいところだと思います。
ましてや新入社員でお給料も少ない。
3万円出せばニューバランスの高いモデルにも手が届くわけですから、そっちへ行くのは仕方ないことだと思うんですよね。
だからといって、適当に売れればいいから売る、会社規定だから履く、というマインドではなくて、
「きちんと選んで、きちんと履いたら変わりますよ。」
というのを我々少し先を行く先輩として、しっかり受け継いで行かないといけないのではないかな、と思います。
この記事が少しでも、春からの新生活に向けての準備の参考になれば嬉しいです。
以上です。ありがとうございました。