田舎暮らしでクラシック。

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ファッションインフルエンサーのサブスクを辞めた話

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今回は、私のファッションに傾倒していた時のことを書いていきます。

 

あれは10年くらい前だったでしょうか。

「格好良くなりたい」

と思って、一念発起しようとしたんですが、

どうやったらいいんだ…と方向性が定まっていない時に出会いました。

 

ファッション系のメルマガ、今だとサブスクの一種みたいな感じでしょうか。

ファッションの「フ」の字もわからない田舎者が、"今どきの"洋服を知るにはとても有益なものだったんですね。

 

ですが、今はそのサブスクを辞めてしまいました。

今回は今の気持ちと、その当時のことを振り返ってみたいと思います。

 

ファッションインフルエンサーのサブスクを辞めた理由

方向性の違い

まず、なぜ私がファッションインフルエンサーのサブスク(以下、サブスク)を辞めたのか、というところですが、

ひと言で言えば「方向性の違い」になるんだろうと思います。バンドみたいですね。

 

通算としては5〜6年くらい続けていたことになるんでしょうか。

入っていた頃は、本当に毎回楽しみで、たくさん洋服の知識がつきましたし、洋服のことに苦手意識を感じることはなくなっていました。

 

決して、内容が嘘八百とか、ありふれたどこにでもある内容だった、というわけではありません。

ただ、クラシックスタイルという、私の求めるような方向とは違ってきたというのが現状としてあります。

 

自社製品の宣伝が増えてきた

もうひとつは、サブスクの内容の変化でしょうか。

書かれていることは確かですし、魅力的なものが多かったですが、そのインフルエンサーの方がプロデュースした洋服の販売がスタートし、

どちらかというと、自社製品の販売宣伝の方が目立ってきたな、と感じたことも理由のひとつです。

 

はじめは不定期だったものの、だんだんとシーズンごとに新しい商品が発表され、それがサブスク内で先行販売!

そんな感じで、セレクトショップがもはや自社製品の方を前面に押し出しているような、そんな雰囲気を感じていました。

 

そうすると、買っても買っても新しいものがまた出てくる…

少し疲れてしまったんですね。

 

コミュニティがどんどんクローズドになっていった

そのサブスク内では、そこに参加している方同士のコミュニティがあって、実際に交流する機会もありました。

 

最初のうちは、洋服を通して仲間ができたような気持ちで、定期的に顔を出したりすることも多かったです。

また、不要になった洋服の交換や、一緒に買い物に行ったりと、そのコミュニティがあったからこそ、続けられた側面もありました。

 

ただ、少しずつ私の考えが変わってきたこと、

コミュニティが閉鎖的になってきたことから足が遠のいていきました。

 

特に洋服の世界は、「トレンドの最先端」というところはなかなか一般的には理解がしがたいものです。

 

みんなが見慣れないからこそ、新鮮さがあってオシャレという評価に繋がるのですが、

ふと、みんなで撮った写真を見て

「これは自分が本当に求めている"格好良い"なのか?」

ということに疑問を持ってしまったんですね。

 

確かに、そのコミュニティ内では褒めて貰えましたし、私の周りでも「オシャレな人」として認識されている自覚はありました。

ただ、なんとなくですが取っ付きにくさというか、ちょっと距離を置く雰囲気も感じとるようになっていました。

 

「自分が何のためにオシャレをしているのか?このコミュニティ内で認められるために洋服を買ってるのではないか?」と感じるようになってしまったことは事実としてあります。

 

また、これは何でもそうなのですが、そのインフルエンサーの方を神格化するような雰囲気もあり、「この人の言う事が絶対」とまでは行かないまでも、「企画には全乗りしていく!」というような方もいて、ちょっと当初の和気あいあいとした雰囲気ではなくなってしまったな、と感じたことも、離れるきっかけになりました。

 

洋服だけでは変わらなかった

私は普段ブログを通して、洋服の素晴らしさを発信していきたいと思っていますが、

それと同時に、洋服だけにのめり込んでいた時は、自分自身として変わらなかったな

という気持ちもあります。

 

もちろん、出会う前に比べると、格段にオシャレになった自覚はあります。

また、知識もついたので、迷わないといいますか、自分が選ぶときの基準というのをしっかりと持つことにもつながっています。

 

なので、洋服を通して変わった部分が全くなかったわけではありません。

 

ただ、今の自分に変わっていったきっかけを考えると、そのコミュニティ以外での色んな方との出会いであったり、仕事に打ち込んだ日々であったり、恋愛、結婚であったり

そういう洋服以外の部分も大きな影響がありました。

 

なので、もし今私がまだそのサブスクを継続して、コミュニティにも属していたとしたら、

その気持ちよさの中で、根っこのところは変わらずに日々を過ごしていたんじゃないかなぁ、と思うことがあります。

 

インフルエンサーの方には感謝している

ここまで、サブスクを辞めた理由やコミュニティのことなどを書いてきたので、

恨みでもあるんじゃないか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、私はその方には感謝しています。

洋服を好きになるきっかけを与えてくれましたし、当時、コミュニティに属していた時に感じた楽しさというのは、確かに本物だと感じます。

 

きっとそのサブスクを始めなければ、今のクラシックスタイルにたどり着くこともなく、適当に着れる服を着て、日々を過ごしていたでしょうから、今とは全く違った人生になっていただろうな、と思います。

 

だからこそ、コミュニティ自体は離れることになりましたが、その間というのは、私にとっても大切な時間です。

 

ひとつのコミュニティに長くとどまる影響を考える

生きていて、何のコミュニティにも属していない人はいません。

何かしらのコミュニティに属して、何かしらの役割、顔を持って生きているのが人間というものです。

 

なので、コミュニティに属すること自体は全く問題はないのですが、やはり長くそこにとどまるというのは、自分の視野を狭めることにもつながりかねない、と感じています。

 

もちろん、そこにいる自分がとても好きで、居心地が良いものであれば、わざわざ抜けよう!ということを言いたいのではありません。

 

ただ、自分の価値観の変化と、そのコミュニティの中に、ちょっと違和感を覚えるような出来事があれば、それは少し距離を置いてみるサインとして、自分を見つめ直すきっかけになるのではないかな、と思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、私がインフルエンサーのサブスクを抜けた話を書いてきました。

 

どういうことがきっかけだったんだろうか。

これから、どういうふうに考えいけば良いのか。

そういった事を整理したくて、当時を振り返ってきました。

 

先ほども書きましたが、もし今もそのコミュニティにいらっしゃる方がいたとすれば、その方を責めるつもりもありませんし、インフルエンサーの方にお金を返せ!なんて言いたくて書いたものではありません。

 

読んでくださった方にとって

ファッションを考えるうえで、色々な派閥があって、考え方があるなかで、自分はどこに属していこうか、またどういうふうに移ろっていこうか

そういう事を考えるきっかけになっていれば嬉しいな、と思います。

以上です。ありがとうございました。