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【革靴】オールソールと履き心地の変化は?

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今回は、革靴のオールソールと履き心地について書いていきます。

 

革靴といえば、長く履けることが特徴と言われますが、その理由のひとつとして、底の貼替え、オールソールができる点が挙げられます。

 

ただ、オールソールできることは知っていても、実際に手持ちの靴をオールソールしたことのある方は意外と少ないのではないでしょうか。

 

かくいう私も、10年以上革靴を愛用していますが、オールソールまでいったのは、一足だけ。

 

今回は、そんなオールソールをした革靴の履き心地の変化について、実体験を基に書いていきます。

オールソールしたのは、KOTOKA

 

inakaclassicstyle.com

 

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私がオールソールしたことのある靴はKOTOKAのサイドゴア。

履き馴染みがよく、また水にも比較的強いことからヘビーユースしていました。 

 

2年ほど履いて、かなり底がすり減っていたのでオールソールをすることに決めました。

 

セメンテッドからマッケイに

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今回のオールソールでは、靴底の付け方に変更がありました。

元々セメンテッドという接着剤で貼り付ける方法から、マッケイ製法という中底に直接縫い付ける方法に。

 

製法が変わるオールソールは珍しいかもしれません。

 

ビブラムソールからDr.Soleに

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元々のKOTOKAにはビブラムソールがついており、かなり軽く、柔らかなソールでした。

 

今回のオールソールでは、Dr.Soleという台湾のブランドのものに。

ブーツ用のかなりしっかりとした、重みのあるソールへと変更しました。

 

履き心地の変化 オールソール直後

履き心地の変化のはじめの段階は、「硬い」印象でした。

元々がスニーカーのような軽い履き心地だったため、重く硬い履き心地に、足が戸惑ったことを覚えています。

 

ただ、薄手のラバーソールであることや、マッケイ製法の返りの良さもあり、新品のような履きづらさはありませんでした。

 

履き心地の変化 オールソール約4か月後

オールソールをしてから4ヶ月ほど経った今、改めて履き心地について考えてみると

かなり慣れてきた印象があります。

 

足というのは思った以上に繊細で、かつ対応力があるものだと驚きますね。

 

靴の中にちょっとした小石が入るだけで、「痛っ!」となるじゃないですか。

めちゃくちゃ大きい石でも踏んでいるのか?と思うくらいのものですが、

実際に取り出してみると砂のように小さい

というのは誰しも経験があると思います。

 

そのくらい、我々の足のセンサーは微妙な違いを的確に(それ以上に)感じる機能があると思っています。

そのため、オールソールした直後は、今まで感じていた感触と全く違う履き心地に感じてしまう、というところは致し方ない部分かもしれません。

 

ただ、「こういうものなんだ」と足が理解するにつれて、慣れてきます。

この新たな硬さというのも悪くない、しっかりと地面を感じながらも突き上げる痛さはないな

というメリットを感じることができるようになってきました。

 

気に入っている靴はオールソールすべし

今回、オールソールを実際に体験してみて、

「価格は高いけれど、お気に入りの靴ならやらない手はない」

と感じました。

 

オールソールは材質にもよりますが、だいたいが2万円〜の高額な修理の部類になります。

 

そのため、「わざわざオールソールするのはどうなの?」とか「履き心地が大きく変わったらどうしよう…」と二の足を踏んでしまう気持ちはよく分かります。

 

ただ、もちろんオールソールすれば、革靴の痛みも綺麗になって、愛着も湧きますし、

また、新しい履き心地もしばらくすれば馴染んできて慣れてくると思います。

 

なので、お気に入りの靴に関しては、靴底に穴があくなどのトラブルがあった時には、オールソールをするという選択肢はおすすめできるものと言えます。

 

ただ、「履き心地の改善」をメインとした意味では、リスクは大きいかもしれません。

どこか当たる部分があって痛い

とか

履き心地が気に入らない

というような場合に、オールソールで改善をしよう!という考えだった場合、それが良い方向に向かうかは疑問です。

2万円以上のお金をかけても、やはり木型との相性などで痛いこともあるでしょうし、履き心地も絶対に良くなる保証はありません。

 

そのように考えると、何か少しでも不満がある革靴に関しては、オールソールをしてまで履き続けたいのか

という所は検討されたほうが良いと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はオールソール後の履き心地の変化について、経過も含めて書いてきました。

 

私としては、何か迷ったらとりあえず履く候補として、このKOTOKAの靴を捉えていて、オールソールしたことによって、靴底のことを気にせず出かけられるようになったので

お金をかけて良かったな、と感じています。

 

その一方で、もし今の手持ちの靴がすり減ってきた時に、オールソールをするべきなのかどうか、長く持ち続けるべき靴なのか、改めて考えるきっかけになりました。

 

皆さんにとって、この結果が少しでも参考になっていれば嬉しいです。

以上です。ありがとうございました。