田舎暮らしでクラシック。

30代から始める一生もののワードローブ作り

ファッションにおける 「一生モノ」とは

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今回は、ファッションにおける「一生モノ」について書いていきます。

 

よく、洋服の売り文句として

「これは一生モノ!」

という言葉を耳にします。

 

革製品であるとか、コートなどの比較的息の長いアイテムに使われるイメージがありますが、

実際に若いうちに買って、歳を重ねたあとも持ち続けている、着続けている

というアイテムはどのくらいあるのでしょうか。

 

そして、どんなものが「一生モノ」と言えるのか、を考えていきます。

 

「一生モノ」と呼ばれるものは本当に一生持つか

まずは実際に、「一生モノ」と言われるアイテムは、一生持ち続けることができるのか

という点について。

 

仮に30歳で手に入れて、80歳まで使い続けると考えます。

この間50年ですが、確かに革製品であれば、メンテナンス次第では十分50年持つものもあるでしょう。

 

コートなど、比較的肌に触れない、生地のしっかりとしたアイテムであれば、そのくらい着ることもできるかもしれません。

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こちらのコートがそうですね。

実際に、私の持っているアクアスキュータムのステンカラーコートは、おそらく1970年代のものなので、50年近く経った今も現役で使えています。

 

あくまでローテーションありきだと思う

ただ、この「永く」使えるものは、生地の質はもちろん前提としてありますが、

それ以上に、「毎日使わない」ことが重要だと考えています。

 

こちらのコートも着られる季節は春秋の限られた時期、そして初冬くらいでしょうか。

もちろんこれ以外にもほかのコートもローテーションしながら使っています。

 

使う頻度が少なすぎるのも劣化の原因となりますが、使いすぎは、いくら頑丈な素材であったとしても劣化は免れないでしょう。

 

デザイン、サイズが普遍的なもの

もうひとつ、一生モノとなりうるものはデザインやサイズが普遍的、奇をてらった部分が少ないものですね。

 

先ほどのステンカラーコートも、50年前も、現代も大きく形は変わっていません。

だからこそ、現代でも違和感なく合わせることができます。

 

例えば、同じような50年もののスーツはどうでしょうか。

正直今の時代に合わせるとすれば、ともすればコスプレチックに見えてしまう可能性もあります。

 

当時は普遍的であったかもしれませんが、時代とともに少しずつデザインが変わってしまったもの、

というのは「服の形としては残っている」けれど、「一生モノ」として使い続けられるか、というかは別のベクトルである、と考えています。

 

アイテムの変化以上に自分の変化も大きい

また、ここで考慮しなくてはいけないのは、自分自身の変化、老化ですね。

 

アイテム自体は大きく変わらないものだったとしても、自分というのは刻一刻と変わってしまいます。

価値観も変われば見た目も変わる。

それは避けようがありません。

 

なので、20代の時に背伸びをして買ったにも関わらず、40代になると着れたもんじゃない

というアイテムもあり得ますよね。

 

そう考えると、アイテム自体が「一生モノ」

と言われるものであっても、それが自分にとっての「一生モノ」になるかどうかは別と言えるかもしれません。

 

10年先を見越した買い物には意味がある

ここまで書いてきて、じゃあ「一生モノ」なんてないじゃないか、と思われた方もいらっしゃるかと思います。

 

確かに、一生モノと言えるものはこの世にはないかもしれません。

ただ、私としては「10年先にも着ていられるもの」を集めることには意味があると考えています。

 

「一生モノ」とは言えないかもしれませんが、ちょっと自分を背伸びさせてくれる。

そういったアイテムが周りに集まっていると、「自然と背が伸びている」んですよね。

 

トレンドだけを追い求めて、結局何も積み上がっていない、そういう状態ではなく、

いいものに触れて視野が広がっているというんでしょうか。

なかなか言葉にするのが難しいですが、同じ"ファッション"であってもそこには大きな違いが産まれる、と思っています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、「一生モノ」について書いてきました。

 

もう少しうまく書きたかったな、と思うのですが、

その「一生モノ」はあなたにとって、「一生モノ」と言えますか?

ということを考えるきっかけになっていただけていたら嬉しく思います。

以上です。ありがとうございました。