今回は、オーダーするサイズを間違えてしまったシャツのお直しについて書いていきます。
オーダーミスをしてしまった記事は先日書いたところですが、早速お直ししてみました。
直す部分は、カフスのボタン位置
今回お直しするのはカフスボタンの位置。

こちらの写真をみていただけるとお分かりと思いますが、カフス周りが明らかにブカブカです。
既製品であれば、この部分は固定のため、こういうふうなシャツの着方をされている方も多くいらっしゃいます。
ただ、私としては、ここはこだわりたい部分。
腕周りがかなり細い私は、既製品では合うシャツがまず見つからず、この部分のためにオーダーをしていると言っても過言ではありません。
「そんなにこだわるなら間違えるなよ」
というお声が聞こえてきそうです。
いやぁ、耳が痛い。
間違えて届いてしまったものは変えようがないので、早速取り掛かっていきます。
ずらすサイズは約2cm

普段オーダーをする場合のカフス周りのサイズは22cm。
標準は24cmなので、約2cmずらすことにしました。
水性のチャコペンで印をつけて。

元のボタン糸をほどいたところです。
縫い付けた穴があいていますね。

見様見真似でやっていきます。
参考にしたのはこちらの動画。
現代は良いですね。スマホで調べれば、動画ですぐに出てきます。
写真や画像だと端折られているところもあり
「そうはならんやろ!」
と素人では分かりにくいところもありますから非常に便利です。

取り付けられました。動画では2分ほどで付けられていましたが、結局ボタン一つ付けるのに20分くらいかかったでしょうか。
こういうことがあると、
「きちんと家庭科の授業を聞いておくんだった」と小学生の頃の自分を恨みますね。
手首で留まるようになった!


実際に着てみた感じです。
おお、手首できちんと留まるようになりました。
これでずれ落ちてくることはなさそうです。
ただ、今回2cmを基準にずらしましたが、時計を着けることを考えるともう少し、あと2mmくらい外側でもよかったかもしれませんね。
ボタンを付け替える時の注意点
元の穴は残る
袖口のボタンに限らず、場所を動かす場合は、元の針のあとの穴は残ります。
今回は、詰める方向だったため、留めてしまえば見えませんが、
逆に広げる場合は穴が露出してしまうので注意は必要です。
剣ボロの生地の重なり方が変わる

こちらの部分が剣ボロですが、袖口を広げる、詰めるのどちらにしても、ここの重なり方が変わってしまう点は大きな変化と言えます。
この部分に適度なゆとりがあることで、袖のゆとり、程よいエレガントさにつながります。
今回のように詰める方向にボタン位置を変更すると、当たり前ですが「剣ボロの部分は重なり」ます。
そのため、詰めるサイズによりますが、
袖口のボタンを留めたときに、不自然に膨らんだりしてしまうことがあります。
ジャケットを着てしまえば、そこまで見えることはありませんが、
シャツ1枚で来た時に気になってしまう、ということもあり得ますので、注意が必要です。
カフスのバランスも変わる

こちらの写真を見ていただくと、カフスの重なり方も、少し形が崩れていますよね。
本来であればもう少し綺麗に閉じます。
直線で詰めるのではなく、その開きも計算したボタン位置にすれば解決できるかもしれませんが、
そもそもカフスの長さが変われば袖口のサイズも変わりますから、ボタン位置を変えるだけでは、そのバランスまで変わるわけではありません。
このあたりの違和感は、覚悟しておく必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はオーダーミスしてしまったシャツのカフスボタンの位置を自分で調整してみました。
もちろん新しく買い替えることも考えましたが、お金ももったいないですし、袖口以外はそこまで気になるものではなかったので、自前で直してみることにしました。
もちろん苦手な方はお直し屋さんにいけば、ひとつ数百円で取り付けなおしてくれると思いますので、プロにお任せしても良いと思います。
ただ、今回は私自身への戒めとして、そして経験のために自分でやってみました。
こんな簡単なことにも時間がかなりかかってしまって、いかに自分が普段から何もしていないのかが露呈していましました。
そして、洋服を作っていらっしゃるプロの方の皆様の凄さを改めて考えるきっかけになりました。
なかなか作り手の顔が見えるものを手にすることは少なくなってきましたが、敬意を持ちながら洋服を着ないといけないな、と感じましたね。
次からは、間違えずに注文できるようしっかり確認しようと思います。
以上です。ありがとうございました。