今回は、洋服のオーダーのことについて書いていきます。
私が最近購入するスーツやジャケットなどは、オーダーでお願いすることが多くなってきました。
既製品ももちろん好きで、毎日トータルで2時間くらいはメルカリなどのフリマサイトをチェックしていると思います。
それでもやはり、自宅のクローゼットの余裕と、自分自身のお小遣いの懐具合を考えると、
「オーダーで、気に入ったものを、選りすぐりで。」という方向に少しずつシフトしてきました。
今回はそんなオーダーのことについて、思うことを書いていきたいと思います。
「縫えるから」偉いのか
これは特にスーツの話題の場合に目にするものなのですが
「マシンメイドだから〜」
「工場で縫っているから結局一緒」
という話題を見かけることがあります。
これは、良くある大衆的なオーダースーツ店は、
メジャーで測って、それを工場に送るだけだから結局既製品と大差ない
という考えであったり
"誰でも"オーダースーツ屋を名乗れるため、お店のレベルが玉石混交であったりすることから、
「個人店やアトリエを構えるテーラー」こそが素晴らしい、という考えからきている事がひとつの要因ではないでしょうか。
テーラーは「縫う人」?
また、テーラーという言葉は、「仕立て屋」。
今はスーツ屋さんで良く目にしますが、本来の定義ではは「スーツを縫う人」を指すこともあるようです。
ここは私よりももっとお詳しい方もいらっしゃると思いますが、そういった言葉の定義が今はあやふやになってきているのもあり、
「テーラーと名乗っておきながら、テーラーじゃないじゃないか!」という気持ちから、
ただ単に"採寸"だけをしているスーツ屋はテーラーではない!
という考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。
そういったところから、
「工場製ではない」とか「手縫いである」とか「型紙を起こしてくれる」
という、"他とは違う"ポイントがあるお店が評価されているように感じています。
手間暇がかかっているから格好良いのか?
私としては、そのような高級なビスポークテーラーでスーツを作っていただいた経験がないので、分からない世界です。
なので、「知らないなら語るな」と言われるかもしれません。
その上で、今の私が感じていることがあります。
それは、「その手間暇」があるものが本当に格好良いのかということです。
もちろん、手縫いのスーツの方が着心地が良かったり、型紙を起こしてもらうことで、より体にフィットするものが手にはいる、というのは確かだと思いますので、
その部分を突き詰めて行きたいんだ!
という方については、ぜひ行けるところまで行ってください!
と応援したくなります。
ですが、いくら仕立てが良いものだからといって、「格好良い」かどうかは別だと思っているんですよね。
極論、既製品のスーツであっても、ビスポークをしている方よりも格好良いと感じることもあると思います。
やっぱりそこは、客観的に見て自分にどれだけ似合っているか
というのが重要なのではないかな、と感じるところです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はオーダースーツに焦点を当てて考えてきました。
今回お伝えしたかったのは、決してオーダースーツだろうと結局は顔や体型
という話ではなくて、
オーダーを突き詰めた先にはディテールだとか造りだとか以上に、「誰がどう作るか」というところに終着するんだよな
という難しさと
自分に似合うかどうか
という客観的な視点の両方を持ち合わせないといけないよな、ということです。
そう考えると、「測る」「切る」「縫う」といったそれぞれの部分が、それぞれで機能する、
得意な分野は得意な人に任せる
という方が結果的に良いと感じるものが出来上がってくることもあると思うんです。
であれば、外注というのも一概に悪いものではないのではないか
と感じるようになってきたんですよね。
もちろん、職人の方が一人で全ての工程をこなすことで、統一感のあるものが出来上がる、その良さはあるのは事実です。
なので、そこの納得できるバランスを自分の中で探していくことが大事になってくるのではないかな、と感じます。
以上です。ありがとうございました。