田舎暮らしでクラシック。

30代から始める一生もののワードローブ作り

シャツは下着と言うけれど インナーは着る・着ない?どっちが正解?

今回は、シャツのインナーについて書いていきます。

梅雨明けのところも増えてきて、とても暑い日々が続いていますね。

 

最近SNSで街頭演説中の議員さんシャツが汗でスケスケになっているポストが流れてきました。

この方に限らず、一定数いらっしゃいますね。シャツ1枚で着られる方。

実際のところ、私が感じる印象とともに、その是非について触れてみたいと思います。

シャツは下着、という考えはどこから来たのか

シャツは下着だから、ジャケットは脱いじゃダメ

と聞いたことがある方、一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

ヨーロッパ、特にスーツ発祥の地であるイギリスでは、昔はシャツは下着という位置付けだったそうで、シャツの前と後ろをボタンで留めていたらしいです。

最近でも、レディースだとボディスーツ、という名称でそういった洋服がありますよね。

そんなイメージでしょうか。

 

そのため、いわゆるパンツの役割も果たしていたのでしょう。

そのように本当の下着として着用していたものですから、シャツの中には何も着ない

そして、上にジャケットを着て見せないようにする、というのは確かに理にかなっていると思います。

日本だったらふんどし一丁で歩いているような感覚でしょう。

「下着」であるシャツの中にインナーを着るべきか

元々、下着として生まれたシャツ。

そして、海外の人の写真をみていると、素肌にシャツを着て、肌を見せている方もたくさん見受けられます。

よりクラシックな装いを目指すのであればシャツの中にインナーを着ない方が良いのでしょうか?

私の答えはNo。インナーは着る方が良いと思います。

なぜシャツの下にインナーを着るべきなのか

TKB透け

シャツを素肌に着るということは、男性として、一番見せたくない部分、TKBが透けます。

人によっては突起だけでなく、その色味まで透けている方もいらっしゃいます。

やはりそれは格好良くないですよね。

いくら下着だからといって、それを見せびらかすようなことはしてはいけないと思います。

服を着ている以上は隠すべきです。

より快適に過ごせる

シャツの中にインナーを着ない人の中には、ベタベタするのが嫌だ、という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、私としては、インナーを着た方がベタつかずに快適に過ごせる、と思っています。

シャツはほとんどが綿素材。中にはリネン素材のものもありますが、リネンシャツを仕事で着ている人は、残念ではありますが少数だと思います。

そうなってくると、綿は吸水性は良いのですが、なかなか乾きづらい。それがベタつきの原因になってしまい、不快な状態が長く続くことになります。

インナーを着ることで、シャツが直接汗を吸うことを防いでくれます。

その結果、インナーを着るほうが快適に過ごせる場合が多いと思っています。

シャツが長持ちする

また、インナーを着ることでシャツが長持ちします。

やはり、シャツが痛む要因は汗と皮脂。袖や襟はインナーでは防げないので仕方ありませんが、脇の部分や体の部分が守られるだけで大きく寿命は変わってきます。

インナー選びは素材に工夫を

そんなシャツインナーを選ぶ時には、使われている素材を考えることで、より快適さがアップします。

暑がりの人は綿100は避けて

天然素材好きな私ですが、汗かきでもあるため、シャツインナーに関しては、あまり綿100%のものは選びません。

理由は乾きにくさ。

吸水性に優れており、肌にも優しいですが、インナーとして使うと乾きにくく、不快感が残りがち。

そのため、綿は含まれているものは選びますが、100%のものは避けています。

化学繊維(ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン)だけのものは避けて

それでは、化学繊維だけのものはどうか、というとこれも今度は汗を吸わないので、意外と蒸れます。

ユニクロのエアリズムなどがこれにあたりますね。

ナイロンとポリウレタンの混紡素材。

さらりとしていて気持ちが良いのですが、一度汗をかくと乾きづらい。

また、肌が弱い方は痒みがでたりするので、それも不快になってしまうことも。

あと、ワキガの方はものすごくにおいます。

個人的なベストはグンゼのカットオフインナー

以前の記事でも紹介しましたが、私が愛用していふのは、グンゼのカットオフインナー。

こちらは綿が約35%、レーヨンが含まれているため、吸水性がよいです。

レーヨンは化学繊維のひとつですが、木材パルプなどが原料の再生繊維で、吸湿性に優れています。

また、ポリエステル、ポリウレタンも配合されており速乾性や耐久性もあります。

全男性に試していただきたいものですが、お好みのものがあればそちらでも構わないと思います。

こちらのアイテムのように、天然素材と化学繊維をうまくミックスさせたようなインナーを選ぶということが大事になってくると思います。

inakaclassicstyle.com

詳細なレビューはこちら。ぜひご覧下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、シャツのインナーの是非についてご紹介しました。

ぜひ、インナーを着て、見た目の格好良さな加えて、周りへの配慮も考えた装いをしていきましょう。

以上です。ありがとうございました。